2014年11月5日水曜日

大橋巨泉がアベノミクスを痛烈批判 「日本の将来は、もうどうしようもないよ」

大橋巨泉氏がラジオ番組でアベノミクスをメッタ斬り 日本の将来は「もうどうしようもないよ」

2014年11月3日 16時57分



2日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)で、タレントの大橋巨泉氏が、安倍政権が進める経済政策(アベノミクス)を徹底的に批判した。

番組中、安倍政権下の日本についてコメントを求められた大橋氏は、まず政党交付金制度を批判した。大橋氏によれば、政治資金の不透明な支出が指摘された小渕優子前経産相に限らず、国民の税金から各議員に政党交付金が支払われているのだという。

民主党の参議院議員を務めていた時、大橋氏は、文書交通費だけで年間1,000万が拠出されていたと明かした。さらに、交付金の支給を断った際、「議員、これは領収書要りませんから。何にでも使ってください」と言われたことも暴露した。

そして、何度も繰り返される「政治とカネの問題」については、政治家はまず身辺をしっかりただした後、大臣の要職を受けるのが当たり前の話だろうとコメントした。

大橋氏は、国民に負担を強いる一方、自分の身を削ろうとしない自民党についても「我々も議員歳費を減らすとか、議席を減らすとか言って、何一つやってない!」「議席は一つも減らない、一票の格差は開いたまんま」と厳しく指摘した。

その後、話題は安倍政権が進める経済政策に移った。政権の目玉である“三本目の矢”の効果について、爆笑問題の太田光は「おそらく大半の国民はもうタイムリミットというところまできていると思うんですよ」と水を向けた。

太田の指摘に対し、大橋氏は、アメリカがゼロ金利政策解除を示唆する一方、日銀の黒田東彦総裁が未だにゼロ金利を続けていることが、円安の原因だと解説した。さらに、ゼロ金利政策の本質について「企業によくて、個人に悪いんです」とざっくり語った。

その上で、大橋氏は「金利がないから、タダみたいな金利で(企業に)お金を出すわけですよ、銀行が」「だから、(企業は)設備投資できて、社員のお給料も上げられて。これを三本目の矢にしようと(安倍政権は)思ってきたけど、なかなかそううまくいかない」と、アベノミクスがすでに暗礁に乗り上げつつあることを示唆した。

そして、円安で物価全体が上がっている現在、来年消費税を10%に上げることで、どの層にも重い生活苦がのしかかるだろうと警鐘を鳴らした。

太田は、日本全体の舵取りをする安倍首相が経済の話題しか口にしないことに違和感を覚えると明かした。

大橋氏は「経済って難しいんだよ。そのくせに選挙になるたびに、今度選挙で何をしてほしいですかって(聞くと)景気を良くしてほしい。決まり文句なの」とその理由を語り「大衆ダマすのは経済出すのが一番いいんだよ」とシビアな見解を示した。

番組終了間際、大橋氏は、日本政治が劣化する原因として、自民党を含む全政党の政治家、彼らを支える秘書の質が低下していることを挙げた。

大橋氏は日本について「それほど成熟していないんです」と指摘し、「われわれは彼ら(政治家)にバカにされてるんですよ」と説く。その一例として、日本の危機に政治家が党派を超えて対処しても票にはつながらず、松島みどり大臣のうちわ問題のように、政敵を追及するわかりやすいパフォーマンスが票につながる、少なくとも政治家はそう考えていると指摘した。

そして、このまま有効な対処法がなければ「もうどうしようもないよ。僕みたいに外国に行っちゃうとかね」と、海外へ出て行くしか道はないだろうと、嘆いていた。

参照元 : トピックニュース


大橋巨泉さん、かなり正論を言ってます。太田は相変わらず支離滅裂でトンチンカンなことしか言いません。大橋氏の言う通り、アベノミクスで日本の将来は無茶苦茶になるでょう。

このまま消費税10%を実行すれば自殺者が増加し、中小企業の倒産が増えるでしょう。そして職を失い、途方に暮れる国民で溢れかえる。ヤバいぞ日本・・・

土曜ワイドラジオTOKYOで安倍政権の駄目な点を指摘する大橋巨泉氏。

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