2014年12月25日木曜日

芸能界の枕営業の実態 マスコミ業界や芸能業界のゆがんだ体質が改めて浮き彫りに

枕営業強要疑惑の元「LEON」編集長、ほかにセクハラ疑惑も 芸能界の枕営業の実態

2014年12月15日 23時30分



「ちょいワルオヤジ」という言葉が世間に広がるきっかけとなった中年男性ファッション誌「LEON」(主婦と生活社)元編集長で、現在は男性誌「MADURO」(セブン&アイ出版)編集長を務める岸田一郎氏。20代女性モデルA氏(仮名)が、その岸田氏から『東京ガールズコレクション(TGC)』出演と引き換えに肉体関係を強制されたと12月5日発売の週刊誌「フライデー」(講談社)で告発。さらにA氏は岸田氏を提訴する意向だと明かし波紋を呼んでいる。

そもそも騒動の発端は、11月25日発売の週刊誌「FLASH」(光文社)だった。同誌は岸田氏がA氏と肉体関係を持ったところ、A氏とその関係者に恐喝されそうになり、岸田氏が告訴したと報じた。妻子持ちである岸田氏はA氏と肉体関係を持ったことは認める一方、「フライデー」報道後に自身のFacebook上で「真実はひとつ」などと書き込んでいる。

実は岸田氏は、過去にもセクハラ疑惑が大きく報じられて世間を騒がせたことがあった。週刊誌記者が語る。

「2006年に岸田氏が『LEON』編集長を退任し発行元の主婦と生活社を辞める直前、同社は岸田氏に対し就業規則違反を理由として10日間の出勤停止処分を下しました。当時岸田氏はメディアの取材に対し、同社編集部員を引き抜こうとしたと誤解されたと語っていましたが、『LEON』の成功で同社に大きな利益をもたらした岸田氏退社の裏には何か秘密があると、出版業界関係者の間では噂されていました。そのひとつが、岸田氏のセクハラ疑惑でした。岸田氏が人気雑誌の編集長という立場を利用して複数の女性に肉体関係を強制していたと、『週刊ポスト』(小学館)をはじめとする数多くのメディアが報じ、それで岸田氏は退任に追いやられたともいわれていました。当時岸田氏は敏腕編集長として“ちょいワルな”私生活が頻繁にメディアで取り上げられることも多く、女性関係も派手だという噂も業界内では流れていたので、セクハラ報道に『やっぱり……』と感じる人も多かったです」

●業界内では枕営業・セクハラが横行?

今回の岸田氏をめぐる報道のように、マスコミ業界や芸能業界における枕営業・セクハラの実態についてはしばしば話題になることも多いが、実態はどうなのであろうか。別の週刊誌記者が明かす。

「最近ではアイドル女優・小泉麻耶が元所属事務所幹部から性行為を迫られ、今年4月に神奈川県内の警察署に被害届を提出していたことが発覚し話題を呼びました。

また、昨年12月、12年ミス・インターナショナル世界大会グランプリでタレントの吉松育美氏が大手芸能事務所ケイダッシュ幹部から脅迫や業務妨害などを含むストーカー被害に遭っていたと告発。ほかにも某右翼団体は今年10月、大手芸能事務所バーニングプロダクションが当時まだ未成年だったタレント矢口真里やバーニンググループのタレントに、テレビ局員への接待要員として枕営業をさせていたと告発しています。一方、マスコミ業界のセクハラといえば、すでに懲戒解雇された元共同通信人事部長や元『週刊朝日』編集長の例、日本テレビの『NEWS ZERO』プロデューサーが更迭させられた例など枚挙に暇がありません」

さらにテレビ局関係者も、次のように証言する。

「数年前、某大手事務所がウチの局の幹部を接待する席に同席したことがあるのですが、その時にはウチの幹部1人と、その事務所が用意した複数人または1人の若い女性がカラオケルームのような個室に入り、楽しんでいました。世間一般と比較して芸能業界全体が性に関するモラルが低い傾向があるというのは、確かに感じる部分はあります」

以上みてきたように、業界内では少なからず枕営業が行われている様子も窺えるが、女性に枕営業を強制する男性の精神構造について、『幸せな離婚 自由に生きるって気持ちいい!』(生活文化出版)の著者で「週刊新潮」(新潮社)などに連載を持つライター吉田潮氏は、次のように批判する。

「仕事をする上で『オレのひと言の偉大さ』を大いに勘違いしちゃった結果がコレだ。『オレが口利いてやれば、仕事が入る』というのも、“オレ”の周りのたくさんの人々が身を粉にして働き、時間を費やし、気苦労を重ねた結果である、ということがスポーンと抜けている。この“オレ様発言”のせいで、周囲の人々までもが『同じような目で見られることになる』わけだ。一緒に仕事をしているスタッフに対しても失礼な話だ。

そもそも口利きをネタにセックスを迫るというのは、乏しく貧しいセックスしかしてこなかった証拠。女をなめている・馬鹿にしている以前の人間性の問題。『枕営業を強要した』という“男のカス”レッテルだけでなく、『そんだけ長く生きてきて、つまんないセックスしかしてこなかったのね……』という“憐憫”ラベルも貼られちゃうわけで。もし万が一、素晴らしいセックスを共有できていれば、女は大きな見返りがなくてもしっぺ返ししないのでは? 口利き効果もナシ、約束も見返りもナシ、セックスもこれまたお粗末、となれば、怒りしか残らないでしょう。

もうね、昨今の女たちは黙っちゃいませんから。『コイツ、使えねぇな』と気づいた時の手のひら返しは当たり前。本当にデキる・使える男なら、枕営業うんぬんをバラされたりしないと思うのですが」

いずれにしろ今回の岸田氏をめぐる疑惑は、図らずもマスコミ業界や芸能業界のゆがんだ体質を改めて浮き彫りにさせたといえよう。
(文=編集部)

参照元 : ビジネスジャーナル


芸能界に自分の子どもを入れる親はバカとしか思えません。芸能界、マスコミ業界は真っ黒です。華やかなイメージは表向きだけ。恐ろしい世界です。




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