ロシア国営ラジオ局の日本語版サイト「ロシアの声」が配信したこの記事はデマでした。かなりの人がこの記事に踊らされたようです。
2015年3月4日 12:50
元ビートルズのドラマー、リンゴ・スターさんが、 世界を驚かせた。スターさんは、外国の出版社のインタビューで、 「本物の」ポール・マッカートニーさんは、 1966年11月9日に交通事故で死亡したと発表した。
マッカートニーさんのそっくりさんコンテストで勝利したミュージ シャンのウィリアム・ビリー・キャンベルさんが、 ポールさんと入れ替えられたという。
スターさんは、「ポールが死んだとき、私たちはパニックに陥った … 私たちはどうしたらいいのか分からず、 私たちのマネージャーのブライアン·エプスタインが、 一時的な処理として、ビリー・キャンベルを雇うことを考えた。 ビリー・キャンベルは、 私たちと1週間あるいは2週間だけ一緒に演奏するはずだったが、 時間が経ち、誰もトリックに気づかなかっため、 私たちは一緒に演奏を続けた。ビリーは、 十分に良いミュージシャンで、 ポールよりもより演奏をすることができた。唯一の問題は、 ビリーがジョンと上手く折り合うことができなかったことだ」 と語った。ハリウッドのマスコミが伝えた。
スターさんは、さらにもう一つのビートルズの「秘密」 を明らかにした。ジョン・レノンさんは、カリスマ・ バンドが全世界に嘘をつかなければならなかったため、 グループを脱退したというのだ。
ポール・マッカートニー氏自身や、 同氏の取り巻きはまだスターさんの発言について誰もコメントして いないが、このようなセンセーションのあと、 マッカートニーさんの自宅は世界中のジャーナリストやパパラッチ に取り囲まれた。
newswire.net
参照元 : ロシアの声
「本物のポール・マッカートニーは1966年に死亡 替え玉を使用?」はデマ――元ネタはジョークサイト
ロシアの声」は不正確な情報を配信することが多いので取り扱い注意。
「本物のポール・マッカートニーは1966年に死亡 替え玉を使用?」――ロシア国営ラジオ局の日本語版サイト「ロシアの声」が3月4日に配信した記事がSNSで拡散されています。Facebookで約1万5000回、Twitterで約6000回ほどシェアされているのですが、この情報はデマです。
「ポール死亡説」はそもそも1969年からある有名な都市伝説(参考:Wikipediaの項目)。アニメ「ザ・シンプソンズ」をはじめ、少なくないポップカルチャーがパロディにする“定番ネタ”だったのですが、それが2015年になって“真実味のある情報”として一部で受け取られているようです。
「ロシアの声」が情報源としているのは、「Newswire」の3月3日付の記事。同サイトはユーザーが記事を投稿できるサイトで、信ぴょう性に欠ける情報も掲載されています。当該記事を執筆しているのは、過去に「ヒトラー生存説」などを扱った人物で、今回のポール死亡説では、根拠となるリンゴ・スターの発言「ポールが死んだとき、私たちはパニックに陥った(略)一時的な対処として、ビリー・キャンベルを雇うことを考えた」を、「World News Daily Report」の2月25日付の記事から、リンクを貼らずに引っ張ってきています。
そして、この「World News Daily Report」とは典型的な“嘘ニュースサイト”。3月2日には「ポール自身が疑惑に反論した」というネタ記事も配信しています。つまり、今回も当初はパロディの類だったのですが、別サイトを2つ経由することで“本物っぽい情報”にすり替わったようです。「ロシアの声」の記事には、「えええええ」「本当なの?」など困惑する声が多数寄せられています。
「ロシアの声」デマ記事のシェア数(3月5日午後3時時点)
なお、「ロシアの声」はこれまでに、「World News Daily Report」をジョークサイトと記すことなく、「怒り狂うシャチが日本人16人を食い殺す」「スミソニアン博物館、巨人族の存在の証拠公開へ」といったウソ記事を引用・翻訳しており(関連記事)、この他にも「カムチャッカ半島で4億年前の機械装置が見つかる」「磁気嵐で地球が闇に没する」などのデマを多数拡散しています。閲覧の際には注意してください。
参照元 : ねとらぼ
いやぁー、ほんと、ロシアの声は人騒がせな報道機関ですね。今後は取扱いに注意が必要です。私もまんまと騙されるところでしたよ。
パロディで偽ニュースを流す糞サイトも迷惑です。ロシアの声はただちに訂正文を書きなさい。
本物のポール・マッカートニーは1966年に死亡 替え玉を使用?
元ビートルズのドラマー、リンゴ・スターさんが、 世界を驚かせた。スターさんは、外国の出版社のインタビューで、 「本物の」ポール・マッカートニーさんは、 1966年11月9日に交通事故で死亡したと発表した。
マッカートニーさんのそっくりさんコンテストで勝利したミュージ シャンのウィリアム・ビリー・キャンベルさんが、 ポールさんと入れ替えられたという。
スターさんは、「ポールが死んだとき、私たちはパニックに陥った … 私たちはどうしたらいいのか分からず、 私たちのマネージャーのブライアン·エプスタインが、 一時的な処理として、ビリー・キャンベルを雇うことを考えた。 ビリー・キャンベルは、 私たちと1週間あるいは2週間だけ一緒に演奏するはずだったが、 時間が経ち、誰もトリックに気づかなかっため、 私たちは一緒に演奏を続けた。ビリーは、 十分に良いミュージシャンで、 ポールよりもより演奏をすることができた。唯一の問題は、 ビリーがジョンと上手く折り合うことができなかったことだ」 と語った。ハリウッドのマスコミが伝えた。
スターさんは、さらにもう一つのビートルズの「秘密」 を明らかにした。ジョン・レノンさんは、カリスマ・ バンドが全世界に嘘をつかなければならなかったため、 グループを脱退したというのだ。
ポール・マッカートニー氏自身や、 同氏の取り巻きはまだスターさんの発言について誰もコメントして いないが、このようなセンセーションのあと、 マッカートニーさんの自宅は世界中のジャーナリストやパパラッチ に取り囲まれた。
newswire.net
参照元 : ロシアの声
「本物のポール・マッカートニーは1966年に死亡 替え玉を使用?」はデマ――元ネタはジョークサイト
ロシアの声」は不正確な情報を配信することが多いので取り扱い注意。
「本物のポール・マッカートニーは1966年に死亡 替え玉を使用?」――ロシア国営ラジオ局の日本語版サイト「ロシアの声」が3月4日に配信した記事がSNSで拡散されています。Facebookで約1万5000回、Twitterで約6000回ほどシェアされているのですが、この情報はデマです。
「ポール死亡説」はそもそも1969年からある有名な都市伝説(参考:Wikipediaの項目)。アニメ「ザ・シンプソンズ」をはじめ、少なくないポップカルチャーがパロディにする“定番ネタ”だったのですが、それが2015年になって“真実味のある情報”として一部で受け取られているようです。
「ロシアの声」が情報源としているのは、「Newswire」の3月3日付の記事。同サイトはユーザーが記事を投稿できるサイトで、信ぴょう性に欠ける情報も掲載されています。当該記事を執筆しているのは、過去に「ヒトラー生存説」などを扱った人物で、今回のポール死亡説では、根拠となるリンゴ・スターの発言「ポールが死んだとき、私たちはパニックに陥った(略)一時的な対処として、ビリー・キャンベルを雇うことを考えた」を、「World News Daily Report」の2月25日付の記事から、リンクを貼らずに引っ張ってきています。
そして、この「World News Daily Report」とは典型的な“嘘ニュースサイト”。3月2日には「ポール自身が疑惑に反論した」というネタ記事も配信しています。つまり、今回も当初はパロディの類だったのですが、別サイトを2つ経由することで“本物っぽい情報”にすり替わったようです。「ロシアの声」の記事には、「えええええ」「本当なの?」など困惑する声が多数寄せられています。
「ロシアの声」デマ記事のシェア数(3月5日午後3時時点)
なお、「ロシアの声」はこれまでに、「World News Daily Report」をジョークサイトと記すことなく、「怒り狂うシャチが日本人16人を食い殺す」「スミソニアン博物館、巨人族の存在の証拠公開へ」といったウソ記事を引用・翻訳しており(関連記事)、この他にも「カムチャッカ半島で4億年前の機械装置が見つかる」「磁気嵐で地球が闇に没する」などのデマを多数拡散しています。閲覧の際には注意してください。
参照元 : ねとらぼ
いやぁー、ほんと、ロシアの声は人騒がせな報道機関ですね。今後は取扱いに注意が必要です。私もまんまと騙されるところでしたよ。
パロディで偽ニュースを流す糞サイトも迷惑です。ロシアの声はただちに訂正文を書きなさい。
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