2017年6月17日土曜日

氷室京介やリンドバーグ、シャ乱Q、モー娘などの音楽を手掛けた大物プロデューサー、覚醒剤使用容疑で再逮捕

覚醒剤逮捕 氷室京介の名付け親プロデューサー“堕落”の裏

2017年6月16日



伝説のロックバンド「BOOWY」をはじめ、有名アーティストの楽曲を手掛けた大物音楽プロデューサー月光恵亮容疑者(65=東京都渋谷区代官山町)が15日、覚醒剤使用容疑で警視庁に再逮捕された。また米国から覚醒剤を密輸したとして、月光容疑者と同居中の無職、畑中乙穂(26)、月光容疑者の音楽事務所の元従業員、白井一祥(39)両容疑者も再逮捕された。

「月光容疑者らは今年5月、999・24グラム(末端価格6500万円相当)をパソコンの箱に隠し、米国から国際スピード郵便で東京目黒区の民泊マンションの一室に送らせた。宛名は畑中容疑者の知人男性になっていて、不在で持ち帰った業者に再配達を依頼し、代官山の自宅に転送させた。月光容疑者の自宅をガサ入れしたところ、覚醒剤約10グラムを押収。5月末に営利目的共同所持の疑いで3人を逮捕していました」(捜査事情通)

調べに対し、月光容疑者は「パイプを使って吸ったのは間違いない」「仕事の忙しさから使ってしまい、やめられなくなった」と容疑を認め、白井、畑中両容疑者の尿からは陽性反応が出たという。

月光容疑者は1952年、東京都府中市生まれ。京都産業大法学部卒業後、テレビ番組制作会社「オフィス・トゥ・ワン」に入社。78年、作曲家の長戸大幸氏とともに音楽制作会社「ビーイング」を設立し、副社長に就任。氷室京介の名付け親でもあり、「BOOWY」の音楽制作に関わった。その後、84年に独立。リンドバーグやシャ乱Q、モーニング娘、世良公則、小比類巻かおるなどの音楽プロデューサーを務めた。

90年代は飛ぶ鳥落とす勢いで次々とヒット曲を生み出したが、00年以降はあまり表に出ることもなく、マスコミに取り上げられたのは音楽配信事業や、東京ガールズコレクションで音楽協力をしたことぐらいで、目立った活動はあまり伝わってこなかった。本人のフェイスブックを見る限り、最近は奇妙な絵画の写真ばかりをアップするだけで、忙しく音楽活動をしている様子はうかがえない。

「業界でも指折りのヒットプロデューサーと言われていましたが、イケイケのプロデューサーといったタイプではなく、アーティスト気質が強いタイプですね。タレントやミュージシャンの薬物事件が相次いでいますが、月光さんに関しては、ウワサすら聞いたことはありませんでした。お金には困っていなかったでしょうが、ここ数年は名前さえ耳にすることもなかった」(音楽ライター)

一世を風靡した大物プロデューサーが40歳も年下の“美女”と「ヤク中」の日々を送っていたとしたら、哀れである。

参照元 : 日刊ゲンダイ




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