【考察】なぜロック音楽は「悪魔」を題材にし、それを良しとするのか?
全国666万人のロック・ファンの皆さまは、この理由を言えますでしょうか?
古今東西、ロック音楽には悪魔的でダークなイメージがセットとして捉えられており、かつての記事「
【考察】ファンタジーとホラーとヘヴィメタルの深く濃い関係とは? 」でも、イギリスのスクリーミング・ロード・サッチさんをはじめ、ジミー・ペイジさんは黒魔術に傾倒していたという噂が流れた話や、「ブラック・サバス」のコンセプトが「人を怖がらせる音楽を作る」というものだったという話題が出ていましたように、何かとロックは悪魔的な要素と高い親和性を持って進化していったジャンルでもあります。
今回は「io9」で取り挙げられていた、とある本を題材に「なぜロック音楽は「悪魔」を題材にし、それを良しとするのか?」について考えてみたいと思います。それではレッツ・ロックンロール!
■ 現在でも続くロックとオカルトの好相性
まずはこちらの本と作家さんをご紹介します。
魔女の季節
ピーター・ビバーガル氏が書いた本『シーズン・オブ・ザ・ウィッチ:オカルトがどのようにロックンロールを救ったか』という本では、ロック音楽だけでなく悪魔や魔法使い、伝説の冒険などといったファンタジー要素が好きな人々なら必読の一冊。
この著者はメタラーにして、ハーバード大学の神学校で勉強された方で、キリスト教やユダヤ教の教えにも詳しいだけでなく、ロック音楽史やロック系のトリビアにも造詣が深い方なのだそうです。
「io9」のシェリル・エディー記者は、このビバーガル氏と対談する機会を得て、人々を魅了する音楽のダークサイドについて語っています。以下はその会話の中から今回のテーマを考察してみたものとしてお届けします。
カバー・アートは70年代風のサイケデリックなネオンカラーで彩られ、300ページに満たないボリュームとあって、全部のハンドを網羅しているわけではないそうです。
決してロック辞典のようにしたくはなかったという思いがあったそうですが、各章には3つの柱となる物語を据え置き、これらが大きなテーマを支えたと言っています。
たとえば「ブラック・サバス」が、ポップ・カルチャーへ悪魔のイメージを広める取っ掛かりになったことに触れ、そこからヘヴィ・メタル音楽や世間一般での悪魔の扱いについても言及したとのことです。
こうした象徴的なバンドやストーリーから、徐々に話を狭めていき「モーターヘッド」のレミー・キルミスターさんがかつて在籍した「ホークウインド」や、後にアリス・クーパーさんに影響を与えたアーサー・ブラウンさんなど、ロックに詳しくない人たちにも伝説的バンド/ミュージシャンを紹介することができた、と語られています。
ちなみに下の動画が、彼のバンド「クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン」の『ファイアー』(1975年)のライブ・パフォーマンス。ドクロのようなメイクで歌うこともあったブラウンさんですが、こちらは金属的なマスクと炎が燃え盛るツノを被った、強烈なインパクトです。
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そして著書の中では『レッド・ツェッペリンlll』と『〜IV』についても書かれています。一般的に『天国への階段』が収録されている『~IV』のほうが知名度が高いかもしれませんが、コアなファンならやっぱり『~lll』でしょ! ということだそうで。
『アアア~アァ!』でお馴染みの「移民の歌」も収録
ビバーガル氏は古いバンドやミュージシャンだけでなく、最近のモノもリサーチされています。中でも1970年代のオカルト魂を体現しているバンドが、カナダのトロント出身のドゥーム・メタル・バンド「ブラッド・セレモニー(Blood Ceremony)」。女性ヴォーカルと男性3人によるバンドですが、着ている衣服もサウンドも、PVのヴィジュアルですらも70年代風です。
時にはかなり「ブラック・サバス」を意識した曲も有りますが、とりあえずはこちらの公式動画をどうぞ。
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ロック音楽で好まれるサタニズム要素も受け継がれているようですが、2014年の現代では、これが一周回ってクールなバンドなのでしょうか? それともやっぱり異端な扱いでしょうか?
続いては、2009年にイギリスのケンブリッジで結成されたサイケデリック・ハードロック・バンドの「アンクル・アシッド&ザ・デッドビーツ(Uncle Acid & the Deadbeats)」。彼らは1960年代の初期ヘヴィ・メタルから影響を受けているとのことですが、フツーにカッコ良いので下の動画以外にも探してみることを激しくオススメします。
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そしてアメリカ合衆国ヴァーモント出身のパワー・ポップ・バンド「キング・タフ(King Tuff)」にも、70年代辺りの影響が見受けられるとしています。
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他にもシアトルのドローン・ドゥーム「earth」や、同じくシアトルのドゥーム・メタル「SUNN O)))」、そしてフィンランドのバンド「ヘックスヴェセル(Hexvessel)」も70年代サウンドで、こちらは魔女狩りのあったセイラム村の女をテーマにした曲を歌ったりしていますし、「ブラッド・セレモニー」のヴォーカル、アリアさんがゲストで歌う曲があったりもするんです。3バンド続けて動画をどうぞ。
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というように、今でもオカルティックな血脈を受け継いでいるロック・バンドは多くいることが解りますね。どれもがクラシックではなく、2000年代になってからのバンドと言うから、驚く方々もいらっしゃるかもしれません。
■ 悪魔的テーマのロック音楽がファンに与える影響
本の中では、アーカンソー州ウェスト・メンフィスで3人の男児が惨殺された猟奇殺人事件の容疑者3人「ウェスト・メンフィス3」(容疑者はブラック・メタル愛好家で悪魔崇拝をしており、生贄の儀式をしていたと決めつけられた)を筆頭に、こうしたファンたちやミュージシャンたちでさえも、悪魔および非キリスト教の創造神を崇拝しているわけではないと書かれているそうです。
デンマークやノルウェイなど北欧のブラック・メタル愛好家たちには、本気で悪魔崇拝をしている人たちもいるそうですが...ビバーガル氏曰く、「一般的なロック・ファン/ミュージシャンたちは、悪魔という象徴を現代社会の悪に対して比喩的に利用しているに過ぎない」としています。
「五芒星を逆さまにしたら、なんかアナーキーじゃね?」っていう中二病的なノリとでも言いましょうか。しかし実際には、実在する悪魔教会は非常に真面目で、人間らしく生きることをモットーとした健全なカルト宗教だったりするのは以前にお伝えした通り。
司祭の衣装にドクロのメイクが物凄いインパクトを与える、ヴォーカルのパパ・エメリトゥス2世率いる「ゴースト」というスウェーデンのメタル・バンドがいます。彼らの音楽は重さがなく聴きやすいポップな感じなのですが、「ヘイル・サタン(悪魔万歳)」なんて言葉も飛び出すほど。公式サイトではオッパイねーちゃんが登場する『Year Zero』動画も掲載されていますが、ここでは代表的な曲『Secular Haze』を観てみるとしましょう。
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それでも、このバンドに感化されて殺人事件を起こすようなファンはいないでしょうね(多分)。
ビバーガル氏は、この本を書いていることを周りの友人たちに話したところ、みんな彼が悪魔や何か暗黒的な事について書いているものだと考え違いをし、「ロック=悪魔の音楽」だと勝手に解釈したそうです。それほどまでに「ロック=悪魔の音楽」のイメージが独り歩きしていると感じたそうです。
そのイメージ定着の原動となったバンドのひとつが「ブラック・サバス」であり、ヴォーカルのオジー・オズボーンさんもソロになってから、悪魔的なイメージで売っていきました。ですがオジーさんご自身は、劇場的なパフォーマンス用であり、それは「面白いからやっている」と公言しているのです。
では『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』に収録されている『ミスター・クロウリー』を聴いてみるとしましょう。これはイングランドのオカルティストにして儀式魔術師だった、世界最悪の変人アレイスター・クロウリー氏について書かれた曲です。蛇足ですがウィキペディアによると、ジミー・ペイジさんやデヴィッド・ボウイさんも彼を信奉しているそうです。
音楽というのはリズムや歌詞やメロディーがあって、ミュージシャンから視聴者へ原始的な方法でメッセージを伝えられる方法です。ロック音楽特有の爆音+身体を揺らす効果などと相俟って、ある種のトランス状態を作り出せば、そこに宗教的なメッセージなんかを乗せると熱狂的な信者が一丁上がりってな事になり得るのです。
ロックがイコール宗教ではありませんが、ファンたちがひとつの集団を形成して、バンド及び彼らが訴求するテーマなどを崇拝するのに様々な役目を果たしてきたことは否めないかと思います(程度の差は別として)。
音楽を聴く視聴者たちは自らを音楽に心酔させ、何らかの自己催眠をかけることが出来ます。ですが熱が冷めればいつでもそのサークルを離れることもできます。しかしその聴いていた音楽が、どれほど自分の心に訴えかけてきたか、そのパワーは忘れることはないでしょう。
今回の話題のロック・ファンたちは、たまたま悪魔をテーマにしたロック音楽に心打たれた、というだけなのだと思います。
■ ポップ・スターでもオカルトにハマることもある
ビバーガル氏がこの本を執筆中、最も驚いた事実が「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」のダリル・ホールさんもまた、オカルトに傾倒しアレイスター・クロウリーをテーマにした、賛美歌という意味のアルバム『セイクリッド・ソングス』を制作、発表してしまったことなのだそうです。
それは「キング・クリムゾン」のギタリスト、ロバート・フリップさんと手を組んだプロジェクトで、ホールさんの清廉なイメージと経歴が損なわれるから止めておけと、さんざん周囲からもRCAレコードからも反対されたのにも関わらず、突っ走ったものだったんですって。
リリースされた結果、何も損なわれることもなかった上に、割と好調なセールスを記録したそうです。実はオカルトがテーマだとしても、さすがダリル・ホール&ロバート・フリップのコンビとあって、ポップで美しい楽曲に仕上がっています。ポップ・スターでさえも、オカルトに魅了され夢中にさせられることもあるのだなぁ、という例がこれなのです。
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長々と考察してきましたが、結局は前記事でも「独特の攻撃性と反逆性を持ったディストーション・サウンドがどういうワケか、ダークなイメージと親和性を深め続けて行った」と言及したり、今回の記事でもオジーさんが公言した通り、爆音でパフォーマンスをするのに格好の題材だから、ロック音楽は悪魔的な曲を書くバンドが多いということになるのですね。
もうそれがファッションとなって長いので、演る方も聴く方もわざわざ口に出してそんなヤボなことは言いませんし、腹の底では大体みんな承知の上だと思うんですけどね。一部北欧のブラック・メタラー以外は...!!
How Rock and Roll Found Satan -- And Why That Was a Good Thing [io9]
(岡本玄介)
参照元 :
KOTAKU
コルナポーズ
コルナ (corna) はジェスチャーのひとつで、人差し指と小指を立てて中指と薬指をたたみ、そこへ親指を添えるジェスチャーである。地中海諸国では侮辱的な意味を持つ。このジェスチャーの起源は古代ギリシアまで遡るとされている。コルナは、イタリア語で角(つの)を意味する。このジェスチャーには悪運や邪視を祓う意味もあるほか、サタンやサタン崇拝とも関連性がある。
▼人指し指と小指を立てたコルナのジェスチャー
▼アメリカン・フットボール観戦時の "Hook 'em Horns"
▼ブッシュ大統領らの "Hook 'em Horns"
他にもテキサス大学ではテキサスの象徴である雄牛の角のシンボルとし、スポーツ観戦で Hook 'em Horns(角で掛けろ)といった使われ方もある。スタン・ハンセンがリングインする際に「ウィーッ!!」の声と共に見せていた「テキサス・ロングホーン」は日本でもつとに有名である。ヘヴィメタルにおいても様々な意味を持ち、現在ではRock on(めいっぱいロックしよう)程度の解釈でも使用される。
この意味では devil horns、goat horns、throwing the goat、evil fingers、Pommesgabel、mano cornuto、または単に the horns の別名でも知られていて、日本ではメロイック・サイン(maloik sign。イタリア語で邪視を意味する malocchio から来ているとする説あり)、デビル・サインの名で知られている。いずれも侮辱などのネガティヴな意味はない。
コルナはしばしばアメリカ手話の“I Love You”(愛してる)と混同されるが、これは親指も立てる点で異なる。また、ハワイなどで使われている挨拶のジェスチャー“シャカ・サイン”は親指と小指のみを立てるものであり、これも異なるものである。
電子メールやインスタントメッセンジャーで使われるアスキーアートは以下の3つが一般的。
・\m/ (バックスラッシュ、小文字のエム、スラッシュ)
・\,,/ (バックスラッシュ、コンマ、コンマ、スラッシュ)
・lml (小文字のエル、小文字のエム、小文字のエル)
不貞、背信
イタリアでは、伸ばした2本の指を角に見立てて本人に見つからないように後ろ頭から出す、あるいは妻(稀に夫)に騙されていることを示唆するために相手に突きつけたりする。イタリア語 cornuto は角を持つ意であるが、暗喩としては不貞の妻を持つ夫を意味しているのである。
写真を撮る時に人の頭にコルナを乗せるのはごく一般的なジョークである。外国へ旅行に行く若いイタリア人が、グループで写真を撮る際に背中からこの指を出しているのに気付くこともあるだろう。これはフィルムカメラの時代には有効であったが、デジタルカメラの現代にはあまり驚きをもたらすものではなくなってきているようだ。このジョークは他国でもよく行われるが、人差し指と中指を立てた「ウサギの耳」(≒ピースサイン)で行われる。しかし「ウサギの耳」のジェスチャーには背信との関連は全くなく、単にユーモラスないたずらにしか過ぎない。日本においてはむしろ鬼の"角"として指一本(人差し指を立てた状態)で行われることのほうが多い。これは鬼の様に怒りっぽいなどの比喩もあるが殆どは上記と同じイタズラ・ジョークである。一時は流行ったが今ではほとんど見られない。
侮辱的なコルナは、様々な職の中でもとりわけサッカーの審判員に向けられる傾向にある。というのも、イタリア人の間では、贔屓のサッカークラブの敗北を、無能、あるいは賄賂を受けている、その他不適格な審判員を責める際に使われる習慣があるためである。これは常套手段として既に固定観念になっている。これに値する最も憎まれた(最も侮辱的なコルナを甘受した審判員)は、おそらくバイロン・モレノであろう。
これらの起源はミノタウロスの伝説まで遡ることが出来る。彼はパシパエと白い牛の間に生まれ、クレタ島のミノスに背いた。角の生えたミノタウロスは、裏切りの最も顕著な証となり、シンボルとなっていったのだ。
迷信
不幸な出来事に見舞われた時、あるいは非運を示唆された時、それら宿命を避けるためコルナで悪運を祓うことができる。これは木を叩いて不幸を避ける行為と同様の意味を持つが、より低俗な方法である。興味深いことに、イタリア人は「鉄に触れる (tocca ferro)」ことでこの代わりとするが、これは低俗なこととされない。そして睾丸を掴むのも同じ意味を持つが、これは低俗な方法となる。しかしこの行為はおそらく三者の中で最も一般的な方法であると思われる。以上に挙げた三種のジェスチャーは、行為者を護る超自然の力を、魔法のように導き出すものとされている。
これらのジェスチャーを使用するシチュエーションとして最も典型的なパターンは、黒猫が目の前を横切った時、霊柩車を目にした時(積載の有無は無関係)、尼を見た時、その他不運をもたらすと信じられている状況や物あるいは人物に遭遇した時である。かつては邪視による呪いの作用を阻むためと考えられていたため、歴史的にこのジェスチャーは魔女と思われる人間に対して向けられたものである。
イタリアの大統領ジョヴァンニ・レオーネは、コレラ発生中のナポリを訪れた際に患者の手を握りながら後ろ手でコルナを作ったことで国中に衝撃を与えた。この行為は後方に控えていたジャーナリストらによって写真や文書で記録が残されているが、大統領はこの瞬間だけ失念していたのだ。このジェスチャーは患者に対する大きな侮辱と認識されることになった。
悪魔(サタン)崇拝
アントン・ラヴェイは、1960年代にサタンの儀式としてコルナを流布した。彼の肖像は頻繁にマスコミに乗り、著書 The Satanic Bible とともにこのジェスチャーは広まっていった。その結果サタン崇拝者が至るところで行うようになっている。
ヘヴィメタル
起源は明らかになっていないが、このジェスチャーはヘヴィメタルにおいて一般的なものになった。その要因になったのはまずロニー・ジェイムス・ディオで、彼はイタリア人の祖母を持ち、彼女は邪視 (malocchio) を祓うためにこのジェスチャーを使っていたという。そしてジーン・シモンズはこのサインを自ら発案したとされており、キッスのアルバム『ラヴ・ガン』 (1977年) のジャケットで指を立てているのが確認できる。しかしこのジャケットはレイアウトの関係で指が不鮮明で、2本の指を立てた完全なジェスチャーにはなっているが、添えられた親指は確認できない。また、一説では、ライブの最中に観客にアピールしようとした時にピックをもったままであったので結果としてこの形になったという話もある。
ヘヴィメタルでの起源が何にせよ、メタル・ファンはこのジェスチャーを神秘主義、サタン、悪、あるいは単なる「メタルっぽさ」を包括する曖昧な象徴として受け入れており、ヘッドバンギングなどと同様に一般的なものになっている。さらに現在ではヘヴィメタルを超えてロック共通のフォームになっており、より普遍的なものになりつつある。ロック・シーンではこのジェスチャーに悪意はなく、Rock on(めいっぱいロックしよう)程度と解釈され、この意味では人差し指と小指と親指を立てる I Love You(愛してる)と混同されがちである。
なお、P-Funk とそのファンは数十年来このジェスチャーを使っており、ヘヴィメタルよりも先んじているとされる。
この指の形で三つの6 (666) を表現できる事から、悪魔崇拝を意味するとも言われる。
このサインは、ネット上では「\m/」という顔文字で用いられる場合もある。
その他の使用例
アメリカの著名なプロレスラーであったスタン・ハンセンも、リングインなどの際、同様のポーズを取り、彼の代名詞ともなっていた。テキサス・ロング・ホーンと呼ばれていたこのポーズ・サインは多分にテキサス大学の影響があると思われる。 また、カナダのプロレスラーブレット・ハート氏が現役時代、コーナーポストで似たようなポーズを取っていたが、彼がやっていたのは親指を立てた"I love You"の方であった。
コルナ以外の意味
イスラエルでは Shabi というジェスチャーが知られ、子供向けテレビ番組のカタツムリに似せている。野球では「ツー・アウト」、アメリカンフットボールでは「第2ダウン(セカンド・ダウン)」を示すジェスチャー。
関連項目
悪魔祓い
参照元 :
wiki/コルナ
コルナポーズとは別に
悪魔ヴァフォメットの頭を表現するサタニストポーズがある。これは親指を外に出す形。
▼この他に666を表すポーズがある。
アニメの世界でも悪魔的なサブミリナル要素が多く含まれる。
▼ジョジョの奇妙な冒険のエンディングの最後には悪魔の仮面が登場
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