2017年7月15日土曜日

格闘技『K-1』選手・小宮山工介さん(30)が炎上する車の窓を肘打ちで割り人命救助

【報ステ】K-1選手“ひじ打ち”で人命救助

2017/07/13 23:30



格闘技『K-1』の選手・小宮山工介さん(30)が警察に表彰された。徳島県鳴門市内で12日午後に起きた、乗用車とトラックの正面衝突事故に遭遇した小宮山さんは、ひじ打ちで炎上する車の窓を割り、周囲の人たちと協力して、2台の車から男性2人を助け出したという。

ひじに数針縫うけがをした小宮山さんは「次に同じような場面に遭遇したら、今度はひじに何か巻いてからやろうかな」と話した。

参照元 : テレ朝ニュース




























K-1小宮山工介お手柄 トラックの窓ガラスなぜ人力で粉砕?

2017/7/15(土) 9:26配信

格闘家が、一撃で人命救助――。徳島県鳴門市で「K―1」の小宮山工介選手(30)が手柄を立てたニュースが話題になっている。

12日午後0時ごろ、同市の県道で乗用車とトラックが正面衝突。現場をクルマで通りかかった小宮山さんがまず乗用車の運転手(25)を、次いでトラック運転手(51)を車内から救い出した。いずれのクルマも救出後すぐに炎上したから、間一髪の神業。地元関係者が言う。

「注目はトラックからの救出です。運転席側のドアが開かないので小宮山さんは助手席のドアを開けようとした。ところが衝撃による歪みで開かない。運転手は“助けて”と声を上げている。そこで窓ガラスをヒジ打ちで割って運転手を車外に出したのです。小宮山さんは右ヒジを10針縫うケガ。トラックはいすゞ『エルフ』の2トン車でした」

自動車のガラスは強度が高く、ちょっとやそっとでは割れない印象が強い。それを生身の肉体で破壊するとは……。

「窓ガラスは普通の力では割れません。そのため非常用に先のとがった脱出用ハンマーがあるくらいです。ヒジで割ったと聞いてビックリしました」(いすゞ広報グループ担当者)

エルフの窓ガラスを製造している「日本板硝子」によると、自動車のフロントガラスは「合わせガラス」といって2枚のガラスの間に中間膜を挟み、摂氏100~150度の熱で溶かしてつくる。厚さは約5ミリだ。

「サイドの窓ガラスは『強化ガラス』といい、厚さ3、4ミリ。一枚のガラスを700度まで熱してから急冷させることで内部を圧縮させます。強度は建築用ガラスの3倍。事故などで1センチ角にこなごなに砕けますが、通常は相撲の横綱がツッパリの一撃を加えても割れないはずです」(広報部の鈴木智雄マネジャー)

それがなぜ、ヒジ打ちで割れたのか。

「強化ガラスはキズに弱い面があります。おそらくは圧縮層に目に見えない微細なキズができていて、そこに強力なヒジ打ちの威力が加わって割れたのだと思われます」(前出の鈴木マネジャー)

いずれにせよ、割れてよかった!

参照元 : 日刊ゲンダイ


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