2019年7月28日日曜日

期待の新星、堀江圭功(24)が格闘技MMA最高峰の舞台UFCデビューするもTKO負け

【UFC】UFCデビューの堀江圭功が熱戦もTKO負け

2019/7/28(日) 11:33配信



高阪剛代表率いるALLIANCE所属の堀江圭功(ALLIANCE)がUFCデビュー。MMA8勝1敗。MMAを始める前は、長崎県佐世保市で剛柔流空手を小2から中3まで学び、高1から高3まで部活動として極真空手部に所属するなど、伝統派とフルコンの両方の空手を経験した。

佐世保のシスイ柔術で寝技の手ほどきも受け、ALLIANCEを紹介されたこともあり、高校卒業後に上京。2016年10月にプロMMAデビューし、6連勝を飾ると「無敗でUFC入り」を目標に掲げるように。しかし、2018年3月に元UFCファイターの田村一聖に2R TKO負け。キャリア初の黒星を喫した。

その後、2018年11月に滝田J太郎を1R TKOに下し再起を飾ると、2019年3月にはONE出場経験もある田中半蔵を1R、右フックでKOに下し、再び連勝をマーク。同年5月下旬から米国のチーム・オーヤマに出稽古を敢行し、帰国後、堀江のもとにUFCから正式オファーが届き、24歳でのオクタゴンデビューとなった。

対戦相手のダラドゥは地元カナダのカルガリー出身28歳。MMA9勝1敗1分で、UFCですでに2勝1敗、WSOFでは7勝1分と負け無しでUFC入りを決めた。Champion's Creed MMAととともにマイク・ミルズ ムエタイ&キックボクシングにも所属している通り、アマチュアムエタイで42勝(15KO)5敗、プロのキックボクシングで12勝(9KO)無敗の記録を残している。





▼フェザー級 5分3R
○ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
[3R 4分09秒 TKO]
×堀江圭功(日本)

1R、ともにオーソドックス構え。ブルース・バッファーの「ヨシノリ“ライジングスター”ホリエ」のコールを堀江も同時につぶやく。

ワンツーで飛び込む堀江。かわすダラドゥは右の前蹴り。左ロー。堀江も右ローを返す。互いに前蹴りが交錯。ダラドゥの右ローに堀江は左を狙う。中央を取るダラドゥに左右にステップする堀江を観客は煽る。

堀江は右! 尻餅をつくダラドゥだがすぐに立つ。ダラドゥの左に右を合わせる堀江! しかしダラドゥも構わず前に詰めていく。そこに右で飛び込む堀江。さらに左で入り押し込むように打つとダラドゥは後方にバランスを崩す! すぐに立つダラドゥ。

ダラドゥの右ヒザに堀江はカウンターのダブルレッグテイクダウン! しかしすぐに立つダラドゥはその立ち際で左をヒット! 地元の場内が沸く。堀江の入りに左ミドルを返す。

2R、ワンツーから胴に組み、離れ際に右を打つ堀江。左にステップして回るとダラドゥの右ローをかわして右ストレート。右回りにはダラドゥが左ミドルで止める。

激しく左右にステップする堀江。かなり体力を使うが回り込んで右で飛び込み。それを掴んだダラドゥは首相撲からヒザ! この展開を2度続け印象を稼ぐ。追うダラドゥに回る堀江。左から右の飛び込みも打ち終わりにその場にいると、ダラドゥの右の返しを被弾する。さらに追うダラドゥは右から左フック! 左ミドル。組む堀江にヒザを突き、突き放す。左ボディアッパーを突く堀江。追うダラドゥの右ストレートは寸前でかわし、その拳は金網を突く。

3R、常に胸が上下する左右のステップの堀江の体力はいかに。詰めるダラドゥ。堀江は左ローも浅い。ダラドゥの入りに右を当てるが次の入りの打ち終わりにダラドゥは右を返す。さらに首相撲からヒザ、ヒジ! 離れる堀江にさらに左ハイも。ブロックする堀江だがステップは後退と見られるか。

金網際で首相撲にとらえるダラドゥ! ヒジ・ヒザを受けた堀江は脇をくぐろうと組み付くが、いなされいったん背中を見せるが正対。そこにヒジ、左ハイを打ち込むダラドゥ。金網背に凌ぐ堀江だが右ヒジをもらう。かなり厳しい、心が折れてもおかしくない状況だが、離れる堀江はステップして左ボディを打ち込む。

しかし金網際で再度とらえるダラドゥ。首相撲から右ヒザ! その放し際に頭を下げさせられノーガードで下がる堀江に左ハイ! 後方に崩れる堀江は視線を外さないが、マットに座りこんだところでレフェリーが止めた。

ダラドゥの首相撲&ヒザに苦しんだ堀江。最後は左ハイに崩れ、UFC初陣を勝利で飾ることはできず。地元でKO勝利したダラドゥは「彼は走って走って戦った。俺はここにファイトしに来た」と険しい表情で語った。ダラドゥはMMA10勝1敗1分、UFC3連勝をマーク。

参照元 : ゴング格闘技

▼堀江圭功選手の試合は動画、2:54:15分付近から



せっかく世界に名を売る大チャンスを貰ったのに、なんともしょっぱい試合内容で負け。



アメリカンドリームを手にすることは出来なかった堀江選手。UFCデビュー戦はなんとしてもド派手な勝ち方してアピールしないと次、呼ばれません。

相手選手が強かったとは思えない。圧倒的に気持ちで負けていた感じ。

0 件のコメント:

コメントを投稿