「格闘技も株式投資もディフェンスが大事」億超えK1元王者が語る負けない投資術
2018/10/3(水) 15:40配信
現役のK-1王者で、投資歴はまだ5年ながら資産2.8億円を持つ久保優太氏。その秘訣は、「ここぞ!」というときに大きく勝負する勇気と、鉄壁のディフェンス力にあった。
◆Kー1チャンプが教える[ヒット&アウェイ]億超え株投資術
「格闘技も株式投資もディフェンスが大事」
そう語るのは、現役のK-1王者にして、株で「億り人」を達成するという異色の経歴を持つ久保優太氏だ。昨年、久保氏は9月に開催された「初代K-1ウェルター級王座決定トーナメント」で優勝し、7本目のチャンピオンベルトを獲得。株式投資では2億円の利益を上げ、現在の総資産は2.8億円に達するという。
「’13年、25歳のときにK-1の優勝賞金100万円を注ぎ込んで株を始めました。祖父が山一証券に勤めていて、小さい頃から株やお金の話を聞いていたので、興味を持っていましたね。当時はアベノミクス相場ということもあり、1年半で億超えを達成できました」
瞬発力や天才的な勘を武器にデイトレで荒稼ぎしているのかと思いきや、久保氏の投資スタイルは「ファンダメンタルズ重視の中長期投資」だという。
「企業の決算を見て、業績の進捗率が高い銘柄を仕込み、上方修正が出たら売るという手法をよく使っていました。それともう一つの柱が『テーマ株投資』。その頃は『指紋認証』や『電力自由化』など、中長期的な成長が期待できるテーマ株もよく売買していました」
億超えを達成した久保氏は高級外車5台や高級腕時計などを買いまくり、金銭感覚がおかしくなっていたとか。
「今振り返ると、完全に調子に乗って無駄遣いをしていました。それから’16年まで、投資では勝ったり負けたりを繰り返しているなか、散財でお金だけはどんどん減ってしまい、3000万円ほどになってしまったんです……」
祖父からも「調子に乗るな! 株はそんなに甘いものじゃない。怖いものなんだ」と叱られ、目を覚ました久保氏。「うまくいっているときこそ気を引き締める」と気持ちを新たに、’17年からは3000万円でリスタートした。
◆ディフェンス重視で昨年は2億円の利益!
「韓国で多くの『ネトゲ廃人』を生み、社会問題になったオンラインゲーム『クレーンゲームトレバ』のスマホ版をサイバーステップ(3810)が手掛けていて、そのゲームが好調でした。調べてみると、これがなかなか面白そうだった。これなら、みんなもやってみたくなるだろうなと思ったんです」
スマホのクレーンゲームといえば、秋元康氏が総合プロデュースした「神の手」をリリースしたブランジスタという銘柄を思い出す。ブランジスタ(6176)は’15年にわずか半年で株価30倍になった。サイバーステップはその再来と期待されてもおかしくない。
久保氏がサイバーステップを最初に買ったのは300円台。急騰するのを見て飛び乗ったという。
「ゲームが好調で、買値のほぼ10倍のテンバガーになった3000円台で利益確定しました。最終的には8000円まで急騰しましたが、利益確定したあとも頻繁に売買し、サイバーステップだけで約1億円、’17年は2億円の利益を得ることができました」
結果論ではあるが、3000円で大きく利益確定したのは早かったように思うが?
「ここは勝負時! と感じたら大きく張って、大きな利益を狙っていきます。サイバーステップではそれがうまくハマりました。でも僕は基本ビビりの性格で、『頭と尻尾はくれてやれ』の精神でやっています。怪しい雰囲気を感じたり、大口が利益確定しているなと感じたら逃げ足を早くするように心がけています。格闘技も株も、ディフェンス重視の“ヒット&アウェイ”が信条なんです」
◆毎晩3銘柄を徹底的に研究することを日課に
そんな“ビビり”の久保氏は、常に「負けない投資」を心がけているという。
「平日はトレードが終わってからジムで練習し、必ず毎晩3銘柄を研究することを日課としています。しっかり銘柄研究をすることで『こういう理由、こういう読みでこの銘柄を買う』と自信を持つことができるようになります。『買う根拠』を持っていれば、株価が想定外の動きをしたときも、そこで損切りすべきなのか持ち続けるべきなのか、適切な判断ができる。ディフェンス力を高めるには銘柄研究あるのみ、ですね」
久保氏が今買っているのはエムティジェネックス(9820)だ。
「今年の夏は相場全体が弱かったので、強い銘柄に乗るのがいいと思っていました。8月上旬に連続ストップ高をしていて、すでに1か月半程度で株価は10倍の4万円台になっています。この間、1万~2万円台で外資系金融が大量に空売りしていて、今、少しずつ彼らが損切りをしたり、ジワジワ上がっている状況です。また、本来これだけ上がっていたら空売りがもっと入ってもおかしくないのに、株の『貸し付け』が増えていません。これは、『これ以上貸せる株がなく、空売りができない』ということを意味しています」
久保氏は、今後のエムティジェネックスの動きをこう読む。
「一時的な利益確定の売りで、急落する局面があると思います。でも、まだまだ空売りしている人たちの損切りと新規の買いで上がるとみていて、大きく急騰した局面で利益確定しようと思います」
久保氏のディフェンス力は株式投資だけではない。
「資産は、預金・投資・不動産という3つのバランスが大事だと思っています。最近は株の利益で不動産を買っていて、都内のアパート一棟もの、地方の駐車場などを持っています。もともと株を始めたのは将来不安から。いつか格闘家を引退しても生活できるように、今は株を頑張って預金と不動産を増やし、“鉄壁のトライアングル”をつくっていきたいですね」
日々の研究でディフェンス力を高め、「ここぞ!」というときには勝負をかける。それこそが、K-1チャンプ流の必勝法なのだ。
【久保優太氏】
闘う投資家。’13年から株を始め、わずか5年で2.8億円を突破。昨年、初代K-1 WORLD GPウェルター級王者に輝く。『K-1チャンピオンの億を稼ぐ株式投資術』(双葉社)が発売中
取材・文/億超え株投資取材班
参照元 : ハーバー・ビジネス・オンライン
2018/10/3(水) 15:40配信
現役のK-1王者で、投資歴はまだ5年ながら資産2.8億円を持つ久保優太氏。その秘訣は、「ここぞ!」というときに大きく勝負する勇気と、鉄壁のディフェンス力にあった。
◆Kー1チャンプが教える[ヒット&アウェイ]億超え株投資術
「格闘技も株式投資もディフェンスが大事」
そう語るのは、現役のK-1王者にして、株で「億り人」を達成するという異色の経歴を持つ久保優太氏だ。昨年、久保氏は9月に開催された「初代K-1ウェルター級王座決定トーナメント」で優勝し、7本目のチャンピオンベルトを獲得。株式投資では2億円の利益を上げ、現在の総資産は2.8億円に達するという。
「’13年、25歳のときにK-1の優勝賞金100万円を注ぎ込んで株を始めました。祖父が山一証券に勤めていて、小さい頃から株やお金の話を聞いていたので、興味を持っていましたね。当時はアベノミクス相場ということもあり、1年半で億超えを達成できました」
瞬発力や天才的な勘を武器にデイトレで荒稼ぎしているのかと思いきや、久保氏の投資スタイルは「ファンダメンタルズ重視の中長期投資」だという。
「企業の決算を見て、業績の進捗率が高い銘柄を仕込み、上方修正が出たら売るという手法をよく使っていました。それともう一つの柱が『テーマ株投資』。その頃は『指紋認証』や『電力自由化』など、中長期的な成長が期待できるテーマ株もよく売買していました」
億超えを達成した久保氏は高級外車5台や高級腕時計などを買いまくり、金銭感覚がおかしくなっていたとか。
「今振り返ると、完全に調子に乗って無駄遣いをしていました。それから’16年まで、投資では勝ったり負けたりを繰り返しているなか、散財でお金だけはどんどん減ってしまい、3000万円ほどになってしまったんです……」
祖父からも「調子に乗るな! 株はそんなに甘いものじゃない。怖いものなんだ」と叱られ、目を覚ました久保氏。「うまくいっているときこそ気を引き締める」と気持ちを新たに、’17年からは3000万円でリスタートした。
◆ディフェンス重視で昨年は2億円の利益!
「韓国で多くの『ネトゲ廃人』を生み、社会問題になったオンラインゲーム『クレーンゲームトレバ』のスマホ版をサイバーステップ(3810)が手掛けていて、そのゲームが好調でした。調べてみると、これがなかなか面白そうだった。これなら、みんなもやってみたくなるだろうなと思ったんです」
スマホのクレーンゲームといえば、秋元康氏が総合プロデュースした「神の手」をリリースしたブランジスタという銘柄を思い出す。ブランジスタ(6176)は’15年にわずか半年で株価30倍になった。サイバーステップはその再来と期待されてもおかしくない。
久保氏がサイバーステップを最初に買ったのは300円台。急騰するのを見て飛び乗ったという。
「ゲームが好調で、買値のほぼ10倍のテンバガーになった3000円台で利益確定しました。最終的には8000円まで急騰しましたが、利益確定したあとも頻繁に売買し、サイバーステップだけで約1億円、’17年は2億円の利益を得ることができました」
結果論ではあるが、3000円で大きく利益確定したのは早かったように思うが?
「ここは勝負時! と感じたら大きく張って、大きな利益を狙っていきます。サイバーステップではそれがうまくハマりました。でも僕は基本ビビりの性格で、『頭と尻尾はくれてやれ』の精神でやっています。怪しい雰囲気を感じたり、大口が利益確定しているなと感じたら逃げ足を早くするように心がけています。格闘技も株も、ディフェンス重視の“ヒット&アウェイ”が信条なんです」
◆毎晩3銘柄を徹底的に研究することを日課に
そんな“ビビり”の久保氏は、常に「負けない投資」を心がけているという。
「平日はトレードが終わってからジムで練習し、必ず毎晩3銘柄を研究することを日課としています。しっかり銘柄研究をすることで『こういう理由、こういう読みでこの銘柄を買う』と自信を持つことができるようになります。『買う根拠』を持っていれば、株価が想定外の動きをしたときも、そこで損切りすべきなのか持ち続けるべきなのか、適切な判断ができる。ディフェンス力を高めるには銘柄研究あるのみ、ですね」
久保氏が今買っているのはエムティジェネックス(9820)だ。
「今年の夏は相場全体が弱かったので、強い銘柄に乗るのがいいと思っていました。8月上旬に連続ストップ高をしていて、すでに1か月半程度で株価は10倍の4万円台になっています。この間、1万~2万円台で外資系金融が大量に空売りしていて、今、少しずつ彼らが損切りをしたり、ジワジワ上がっている状況です。また、本来これだけ上がっていたら空売りがもっと入ってもおかしくないのに、株の『貸し付け』が増えていません。これは、『これ以上貸せる株がなく、空売りができない』ということを意味しています」
久保氏は、今後のエムティジェネックスの動きをこう読む。
「一時的な利益確定の売りで、急落する局面があると思います。でも、まだまだ空売りしている人たちの損切りと新規の買いで上がるとみていて、大きく急騰した局面で利益確定しようと思います」
久保氏のディフェンス力は株式投資だけではない。
「資産は、預金・投資・不動産という3つのバランスが大事だと思っています。最近は株の利益で不動産を買っていて、都内のアパート一棟もの、地方の駐車場などを持っています。もともと株を始めたのは将来不安から。いつか格闘家を引退しても生活できるように、今は株を頑張って預金と不動産を増やし、“鉄壁のトライアングル”をつくっていきたいですね」
日々の研究でディフェンス力を高め、「ここぞ!」というときには勝負をかける。それこそが、K-1チャンプ流の必勝法なのだ。
【久保優太氏】
闘う投資家。’13年から株を始め、わずか5年で2.8億円を突破。昨年、初代K-1 WORLD GPウェルター級王者に輝く。『K-1チャンピオンの億を稼ぐ株式投資術』(双葉社)が発売中
取材・文/億超え株投資取材班
参照元 : ハーバー・ビジネス・オンライン
なんと…今日気持ち良く大幅損切りして良かった展開に😱— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) 2018年10月5日
これこのままアメリカ引けて、月曜日もリバらなく火曜日まで持ち越してたら来週1,200万円くらいの損失になってたぞ😱 https://t.co/lybxMlDRT0
引けおつ!今日は含み損銘柄たち(800マソ😱)は損切りしちゃったので、ポジション軽い軽い!— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) 2018年10月5日
強いのだけ残した😏足引っ張る銘柄が無くなったので来週どしゅーっんと高値更新する予定です😃✨良い3連休週末を✨#myTrade pic.twitter.com/tg8fC8pDh8
含み損なくなったので損切りしたのでスッキリ😃— 闘う投資家 久保優太 (@K1_Kubo_Yuta) 2018年10月5日
800万円損切りして税金分の160万円返って来るからなんか得した気分☺️
いやww800万円マイナスなんやで〜💦www
という事で、まぁ実質640万円をどこかへ捨てた投げ捨てた事になります😭つらみ😭
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