2017年6月1日木曜日

男子プロゴルフ界の伝説タイガー・ウッズが飲酒や薬物などの影響下における運転の疑いで逮捕

タイガー・ウッズ、酒気帯び運転などの疑いで逮捕 本人は「アルコールの影響」を否定 

2017/5/30 13:24



男子プロゴルフ界の伝説タイガー・ウッズがメモリアルデーの現地時間29日、米フロリダ州ジュピターでDUI(飲酒や薬物などの影響下における運転)の疑いで逮捕されたことが明らかになった。

タイガーはすでに保釈されており、声明を通じて「アルコールの影響ではない」と釈明したという。Us WeeklyやTMZなどの海外メディアが伝えた。

当局がリリースしたマグショット(逮捕時の写真)では、無精ひげを生やし、うつろな表情を浮かべていたタイガー。

近年は手術を要する腰痛に悩まされていたとのことで、声明文の中で「世間の皆さんにアルコールが無関係であったことを知ってほしいです。今回の出来事は処方薬の思わぬ化学反応によるものです。

処方薬を混ぜて服用することが自分にこんなにも大きな影響を与えるとは思ってもいませんでした」と、飲酒運転ではなかったことを主張するとともに、家族や知人、ファンに謝罪した。

情報筋はタイガーが蛇行運転していたため警官がタイガーの車を停めたと語ったとのこと。タイガーの息からアルコールの臭いがしたため、タイガーは酒気検知器に息をふきかけるよう要請されたが拒否したために逮捕されたという。

フロリダ州では拒否した時点で自動的に逮捕されるとのことだ。

逮捕後の検査でタイガーからアルコールや薬物が検知されたか否かは不明。タイガーは声明文の中で、警察当局に全面協力したと説明していた。

参照元 : クランクイン!




タイガー・ウッズに処方された鎮痛剤 エミネムも服用「"あ~"っていう気分」

2017/5/31(水) 16:47配信



米プロゴルファー、タイガー・ウッズ選手(41)の逮捕は、世界に衝撃を与えた。アルコールか薬物の影響下による車の運転を疑われたが、検査の結果アルコールは検出されなかったという。

ウッズ選手は釈放後に出した声明で、処方された薬の飲み合わせで予期せぬ強い影響が出たと釈明した。実は処方薬のひとつは、米国ではタレントなどが依存症になるなど、中毒性がある薬として有名だった。

■米人気ドラマ「ドクター・ハウス」でおなじみのシーン

米ニューヨークタイムズ電子版は2017年5月30日付で、ウッズ選手を逮捕したフロリダ州ジュピター警察による検査資料をウェブサイト上で公開している。検査は現地時間17年5月29日の朝4時22分に開始。話し方や動作は遅く、眠そうだと書かれている。服用薬として記載されたのが「Soloxex」「Vicodin」「Torix」「Vioxx」の4種類で、左ひざとアキレス腱手術の治療のためとある。

この中で注目されるのが「Vicodin」(バイコディン)だ。日本では販売されていないが、米国では一般に処方される鎮痛薬。もちろん適切に使用すれば効果が期待できる。だがこのバイコディンを誤用し、薬物中毒になるケースがかねてから問題になっているのだ。

「MTVジャパン」電子版2013年6月28日付の記事によると、世界的なヒップホップミュージシャンのエミネムが、薬の乱用で命を落としかけた様子を報じている。「初めてバイコディン(鎮痛剤の一種)を飲んだ時、"あ~"っていう気分だった。全てがメロウになっただけでなく、どんな痛みも感じなかったんだ」。その後、複数の薬物を混ぜて服用するようになった結果、ある日危篤状態に陥って病院に救急搬送された。「もし病院に行くのが2時間遅れていたら、俺は死んでいた」と振り返っている。

2014年10月に出版された「依存症ビジネス」(ダイヤモンド社)の中に、「バイコディン乱用」に関する詳しい記述がある。米人気コメディードラマ「フレンズ」に出演した俳優マシュー・ペリーは、バイコディン依存治療のリハビリ施設に2度も入っていた、ミュージシャンのコートニー・ラブはこう言った。「やってない人なんている? 成功した人なら、だれでも口に放り込んでいるわよ」――。

日本でも放映された米人気ドラマ「ドクター・ハウス」では、主人公のグレゴリー・ハウス医師がバイコディンを口の中にグイっと押し込んだり、1錠を宙に放り投げてパクっと口に入れたりするシーンが何度も登場する。同書ではこれを踏まえて、「『ドクター・ハウス』の最初の脚本が書かれていた2003年には、バイコディンの娯楽用薬物としての効果は、その鎮痛剤としての効果と同じくらい、すでによく知られていたのだった」と説明している。

有名人だけではなく、一般社会にも乱用者が広がっている様を、同書では指摘した。

ウッズの場合も最悪、生死にかかわったかも

米食品医薬品局(FDA)は2013年10月24日付の声明で、バイコディンの危険性に警鐘を鳴らした。バイコディンは「ヒドロコドン」という強い成分を含んでいることから、09年に米麻薬取締局(DEA)が米保健福祉省(HHS)に対して、より規制が厳しいカテゴリーに変更するよう要請していた。

バイコディンのようにヒドロコドンを含む鎮痛薬は、「オピオイド系」の一種とされる。このオピオイド系鎮痛剤の常習性や乱用が問題になっていることを、16年4月23日付「ワイアード」電子版が報じている。

オピオイド系鎮痛剤はもともと、植物のケシからつくられた。ケシの実から採取されるアヘンは麻薬だ。だが19世紀には、アヘンからモルヒネやコデインといった鎮痛剤が開発された。さらにその後、アヘンに含まれるアルカロイドからオキシコドンが、コデインからヒドロコドンがつくられた。そのヒドロコドンとアセトアミノフェンを合成したのが、バイコディンだ。

1990年代以降、米国では慢性病に対してオピオイド系鎮痛剤の処方が増えていった。苦痛を和らげるための効き目は強力だが、副作用もまた強い。薬物依存になりやすいというのだ。記事によると、米国でオピオイド系鎮痛剤により中毒状態になっているのは190万人、1999年~2014年の期間で16万5000人が亡くなったという。先述のFDAの声明も、オピオイド系鎮痛剤の乱用による中毒が米国の一部で広がっていることを憂慮して出されたのだった。

ウッズ選手が「バイコディン中毒」だったかどうかは、分からない。手術後の痛みを抑えるため、正しく服用していたとも考えられる。ただし本人が語っていたように、飲み合わせによっては、最悪の場合生死にかかわる事態になっていた可能性も、ゼロではない。

参照元 : J-CASTニュース


ウッズ、違法運転で逮捕も食い違う主張と証言 薬物か?飲酒か?

2017/5/30(火) 13:22配信



男子ゴルフの元世界ランキング1位、タイガー・ウッズ(41=米国)が29日午前3時に自宅のあるフロリダ州ジュピターで「違法運転(DUI)」の容疑で逮捕された。

現場は6車線ある道路(ミリタリー・トレイル)でウッズは自宅とは逆方向に愛車のベンツを運転。恋人とされているクリスティン・スミスさん(32歳)はテキサス州ダラスにいたが、車内に何人いたのかは明らかになっていない。

地元警察は停車を命じ、DUIの現行犯でウッズの身柄を拘束。AP通信によればパームビーチ郡の拘置所にいたのは同日午前7時18分から午前10時までで、その後、保釈金なしに釈放された。

ウッズは午後7時になって声明を発表。「すべて自分の責任。わかってもらいたいのはアルコールは摂取していなかったこと。処方された複数の薬を服用をしたが、予想もしなかった強い副作用が出てしまった。家族、友人、ファンには本当に申しわけない。今後二度とこのようなことがないように全力を尽くす」と逮捕にいたった背景を説明して謝罪した。

ただし2009年に起こった車の衝突事故とそれに続く愛人スキャンダルを徹底的に報じたゴシップ専門サイト「TMZ」はウッズとは異なる見解と事実を公表。警察関係者の証言としてウッズからアルコール臭が漂っていたことを報じている。

さらにウッズは声明の中で「警察には最大限の協力をしたし、シュピター警察とパームビーチ郡保安局のプロ意識に徹した対応には感謝している」としたが、TMZはウッズが酒気検知器(ブレサライザー)による検査を拒否したと報道。

フロリダ州の法律では酒気検知器をドライバーが拒否した場合には自動的に免許が取り消されて逮捕されるため、それが身柄を拘束される原因になったという見方が出てきている。態度が一時、きわめて傲慢だったとも伝えられており、当局がどのような事実を公表するのかが注目されるところだ。

メジャー14勝を誇るウッズは1月の米ツアーで1年5カ月ぶりに復帰したものの、その翌週の大会を途中棄権して再び戦線離脱。メジャー初戦のマスターズも欠場し、4月下旬には腰と足の痛みを軽減するために4度目の手術に踏み切った。自らの公式サイトでは「手術はうまくいった」と報告。「きちんと回復すれば、ずっと苦しんできた痛みから解放されるはずだ」とコメントしていたが、今度は別の問題を抱える結果となった。

ウッズは2009年、自宅近くの木に車を衝突させ、不注意な運転をしたとして164ドルの罰金処分を科せられたが、このとき「運転前にアルコールを摂取していた」、「睡眠導入剤(アンビエン)と鎮痛剤(バイコディン)の両方を処方されていた」という2つの証言があった。今回、現場でウッズを逮捕した警察官は路上を歩かせるテストを行っており、かなり不審な状態だったことは確か。“前科”との因果関係にもあらためてスポットライトが当てられそうだ。

参照元 : スポニチアネックス





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