2017年5月11日木曜日

ロックバンド「X JAPAN」のリーダーYOSHIKIが頸椎人工椎間板置換の緊急手術「肉体的にも精神的にも限界」

YOSHIKI、頸椎の緊急手術へ 医師から「心身共に限界」と告知

2017/5/10(水) 5:47配信



【AFP=時事】(訂正)ロックバンド「X JAPAN」のリーダーで、ステージ上で倒れるほどの猛烈なドラムパフォーマンスで知られるYOSHIKIが9日、米国で頸椎(けいつい)の緊急手術を受けると発表した。今月のスケジュールは全て中止を余儀なくされるという。7月に日本で開催予定のX JAPANのツアーなどについては協議中としている。

事務所の声明によると、YOSHIKIはロサンゼルス(Los Angeles)で今月16日、頸椎の人工椎間板置換術を受ける。声明では「日本の医師からは、今のYOSHIKIの首の状態は、まるで引退を余儀なくされたラグビー選手のような強烈なダメージの受け方であり、肉体的にも精神的にも限界がきているのではないかと告げられ」たとしている。

その上で「5月に予定されていたスケジュールは全てキャンセルを余儀なくされ」ると明らかにした。一方、7月に日本各地のアリーナで予定されているX JAPANのコンサートや、未発表だったその後の世界ツアーの開催については協議中だとし、中止、振替、または予定通り決行するかの判断は後日行われると説明している。

X JAPANは日本の音楽史上最大のアーティストの一つに数えられ、1980~90年代に絶大な人気を集めた。

クラシックピアニストでもあるYOSHIKIは今年1月、ニューヨーク(New York)のカーネギーホール(Carnegie Hall)で東京フィルハーモニー交響楽団(Tokyo Philharmonic Orchestra)とのコンサートも行ったが、主治医のトミー・トミザワ(Tommy Tomizawa)氏は9日の声明で、YOSHIKIは既に左手の感覚を失っていると明かしている。

YOSHIKIは以降もパフォーマンスを続け、3月には英ロンドン(London)のウェンブリー・アリーナ(Wembley Arena)でX JAPANのライブも敢行した。

トミザワ氏は「本人はこのまま終わりまで続けたいと言っていましたが、症状が深刻化したため、日米のドクターと話し合った結果、このままではアーティストとして再起不能になると判断し手術をする運びとなりました」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

参照元 : AFP=時事


YOSHIKI、頸椎の緊急手術…今月16日にロスで、公式HPで発表

2017/5/10(水) 8:15配信



ロックバンド「X JAPAN」のリーダー、YOSHIKIが米国ロサンゼルスで以前から痛めていた頸椎の緊急手術を受けることが10日、分かった。

X JAPANの公式ホームページが発表したもので「X JAPAN YOSHIKI緊急手術のお知らせ」と題した声明では「

複数の医師による診断の結果、「X JAPAN」のリーダー、YOSHIKIが米国時間2017年5月16日(火)に頚椎人工椎間板置換の緊急手術をロサンゼルスにて行うことになりました」と発表した。

さらに手術に至る経緯として「YOSHIKIは、身体を酷使する激しいドラムプレイにより2009年7月に頸椎椎間孔狭窄症と診断され、頸椎椎弓切除・頸椎椎間孔切除2つの手術を受けていました。約半年前から頸椎椎間板ヘルニアの悪化で、手・腕に麻痺・強度のしびれなどの症状が表れ、すでに演奏にも支障をきたしていました。病院で精密検査を受けた結果「頸椎椎間孔狭窄症」と診断され、日米双方の医師と何度も協議を重ねた上で、この度手術をせざるを得ない状況となりました」などと公表した。

また「日本の医師からは、今のYOSHIKIの首の状態は、まるで引退を余儀なくされたラグビー選手のような強烈なダメージの受け方であり、肉体的にも精神的にも限界がきているのではないかと告げられました。尋常ではないスケジュールをこなしていたため、神経系統の機能も含め、さらに症状が悪化したと思われます。

去年のVisual Japan Summitでのパフォーマンスや日本・香港のYoshiki Classical Specialツアー、今年の米カーネギーホール公演、そして英ウェンブリーアリーナ公演など立て続けにパフォーマンスが続いていました。さらに他のメンバーの体調も考慮しながら一人でX JAPAN及び映画”We Are X”のプロモーション活動を行い、20以上にも及んだ各国映画祭への参加なども現在の病状に影響を及ぼしたようです」と説明した。

さらに手術担当外科医のニール・アナンド氏からのコメントも掲載。それによると「診断を行った結果、左腕の神経根障害及び椎間板C5―C6の位置に椎間板ヘルニアがあることが判明しました。頚椎人工椎間板置換の手術をすることを薦めました。」。また主治医のトミー・トミザワ氏のコメントも掲載し「現在の病状を診断したところ、今の首の状態のままではアーティスト生命に支障をきたすばかりか日常生活さえもままならない状況なため、緊急に手術することを決定しました。MRIとCTスキャンの結果を見る限りでは、ダメージがひどく相当な痛みを伴いながら演奏を続けてきたと想像します。

2回目の手術ということで、骨を削る頸椎椎間孔切除という選択肢を外し、今回は人工椎間板置換手術を行います。去年10月に日本で行われたVisual Japan Summitで症状が再発し、今年1月に行われた米カーネギー公演では既に左手の感覚を失っていました。その後3月に行われた英ウェンブリー公演後、症状はさらに悪化しましたがそのままレコーディングを続けていました。本人はこのまま終わりまで続けたいと言っていましたが、症状が深刻化したため、日米のドクターと話し合った結果、このままではアーティストとして再起不能になると判断し手術をする運びとなりました。」。

今後のツアーについては緊急協議中で「エージェント、プロモーターと共に「中止」「振替」「決行」の選択肢を、術後の経過を慎重に見守った上で早急に判断をし、対応についてお知らせさせていただきます。ファンの皆様、関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます」と発表していた。

参照元 : スポーツ報知




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