2018年1月11日木曜日

自称“六本木のカリスマ”、タレントTOMOROら男6人を恐喝未遂と強要の疑いで逮捕

恐喝未遂で逮捕 タレントTOMOROの“ウルトラ平成バブリー生活”

2018/1/11(木) 9:26配信



「最年少の六本木ヒルズ族」とうそぶき、「TOMORO」の名前でバラエティー番組などに出演していた、自称・音楽プロデューサーの向井朋郎(31)、会社役員の谷本渉両容疑者(31=いずれも東京都港区六本木)ら男6人が9日、恐喝未遂と強要の疑いで警視庁に逮捕された。

向井容疑者らは昨年7月20日、六本木のキャバクラの経営者(42)に電話を掛け、「おまえ、1200万円借りているよな。返さないとどうなるか分かっているんだろうな」とカネを脅し取ろうとした疑い。

また、向井容疑者を除く5人は同月28日にも六本木の路上で、店で働く女性(26)を取り囲み、「1200万円の借金の話で来てるんだよ。『(男性に)カネを支払え』って連絡しろよ。どうなっても知らねえぞ。今すぐ連絡してここに呼べ。早く呼ばねえと、ぶっ殺すぞ」と脅迫して男性に電話を掛けさせたという。向井容疑者は、昨年2月から男性とキャバクラを共同経営していて、出資金と経営権をめぐり、トラブルになったとみられている。
 
本人のブログなどによると、向井容疑者は北海道小樽市生まれ。横浜高校に進学し、野球部に所属するも1年で退部。16歳でアパレル販売やイベントの企画を手掛け、その後は芝浦工大へ。卒業後、会社を設立し、23歳で六本木ヒルズに事務所を構えたという。バーやライブハウス、アパレルショップなどの他、広告代理店、制作会社、芸能プロダクションを経営。そのかたわらラッパー、DJ、プロデューサーとして音楽活動を行っているそうだ。
 
自称「ウルトラ平成バブル男」は、仲間から「六本木のカリスマ」とか「KING」と呼ばれ、六本木界隈で芸能人やモデルらと豪遊。定宿にしていた高級ホテルでは全裸の上にバスローブを羽織った姿で、ジャグジー風呂にドンペリやクリスタルを入れ、「シャンパン風呂」とか言って、バカ騒ぎしていたという。

自身のツイッターでは、avexの松浦勝人社長や俳優の竹内力らとのツーショット写真をアップするなど“華麗”な人脈を披露。昨年10月にはド派手なルイ・ヴィトンのスーツを身に纏い、TBSの「サンデージャポン」に生出演。「時計と指輪だけで1000万円超え」とちゃっかり「金持ち自慢」をしていた。テレ朝の「お願い! ランキング」、MXテレビの「バラいろダンディ」をはじめ、映画にも初出演している。

昨年12月、銀座の踊る方のクラブを貸し切って行った31歳のバースデーパーティーには、友人ら311人が集まり、シャンパン126本を空け、ドンチャン騒ぎするなど、その「チャラ男ぶり」をいかんなく発揮していた。

逮捕前日(8日)のSNSには、左手の人差し指と中指の間に葉巻を挟んだ写真をアップ。そこには「男同士が揉める理由は、だいたい“金”か“女”のどちらかさ。だから金も女も取り扱い要注意ってこと。笑。金と女の取り扱い方で、てめえの人生は大きく変わるぜ。YOU KNOW?」と、書き込んでいた。
 
さすが「六本木のカリスマ」。含蓄がある。“予言”は当たるのか。

参照元 : 日刊ゲンダイ


恐喝未遂で逮捕 自称“六本木のカリスマ”TOMOROの裏の顔

2018/1/13(土) 15:05配信



「六本木のカリスマ」などと称し、タレントTOMOROとしても活動。芸能プロ経営など自称実業家の向井朋郎(31)ら男6人が恐喝未遂と強要の疑いで警視庁麻布署に逮捕された事件は、あらためて芸能界のデタラメさを露呈させた。

報道などによると、向井容疑者は六本木のキャバクラの経営者(42)に「1200万円借りているよな」などと因縁をつけ、「返さないとどうなるか分かっているんだろうな」と脅すなどしていた。

向井容疑者は六本木ヒルズに事務所を構える「ヒルズ族」として、TBS系「サンデー・ジャポン」、テレビ朝日系「お願い!ランキング」、MX「バラいろダンディ」などに出演。エイベックス松浦勝人社長や俳優竹内力らとの写真をツイッターにアップしたり、河村隆一やISSAの関係者とつるみ、幅広く事業を展開していたというのだ。ある芸能関係者はこう言う。

「向井容疑者の実像を知る者は『フェイク野郎』と呼んでいました。ヒルズに事務所といっても第三者名義の格安な共同オフィス。タワーマンションでの画像は知人宅、高級車も借りもの。半グレの連中とつるんでの悪行で知れ渡っていました。タレント活動というのか分からないが、向井容疑者らの開くライブイベントで、『KING TOMORO』などと称してラップをやっているのを見たことがあります。イベントのトリで登場すると、子分のようなDJやガールズバー経営者らが日の丸ののぼりを振り始めたんです。そして『TOMORO最高、日本一』などと叫び、観客にも同調するようにあおっていた。いかがわしい新興宗教のようなノリでしたね。その主たる事業はクラブなどで開くイベントで、大物ゲストの登場をうたいながらぜんぜん出演しないので客やスポンサーを激怒させるといったトラブルがあったと聞いています」

■芸能関係者をVIP席で接待

どうしてそんな輩が芸能人と交流したり、テレビに出たりすることができたのか。

「イベントでの接待の影響は大きいかも知れません。クラブでのイベントでミスコンを開催したりして、飲食店経営者や芸能関係者らをVIP席に招いて、女の子に接待させるんです。たとえばミスコンの選考材料として、女の子がVIP席での振る舞いでポイントを取得できるようにすれば、必要以上にベタベタすることになる。そういう女の子を子分に経営させているガールズバーやクラブに流したりしていた。向井容疑者はブローカー、女衒に近いかもしれません」(前出の関係者)

最近の六本木にはこうした輩が跋扈しているという。そうした人物が平気でテレビに出演するのだから、お墨付きを与えた番組は罪深いし、芸能界の闇は深い。

参照元 : 日刊ゲンダイ









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