2017年6月1日木曜日

ボクシングWBAヒルベルト・メンドサ会長が村田諒太とアッサン・エンダムの再戦を正式に指示 ジャッジ2人を6カ月の資格停止処分

村田問題、WBA会長会見 再戦を正式に指示、審判2人を資格停止処分

2017/5/27(土) 16:56配信



ボクシングWBAのヒルベルト・メンドサ会長は25日、パナマの本部で会見を開き、WBA世界ミドル級王座決定戦(20日、有明コロシアム)で村田諒太(31)=帝拳=がアッサン・エンダム(33)=フランス=に1-2の判定負けを喫した試合について、両者による調整試合を挟まないダイレクトリマッチ(再戦)を正式に指示した。同時にエンダムの勝利と採点をしたグスタボ・パディージャ(パナマ)、ヒューバート・アール(カナダ)のジャッジ2人を6カ月間の資格停止処分とした。

メンドサ会長は「試合直後に私は採点がおかしいと言い、再戦を指示したが、さらに試合を詳細に検討した結果、ジャッジ2人を厳正に処分しなければならないことが明らかになった。彼らは6カ月の資格停止とともに、再びジャッジをつとめる場合も数回の適正検査を受けることになる」と話した。

メンドサ会長は試合直後の公式サイトで「私の採点では117-110で村田の勝ち。村田、日本のボクシングファンに謝罪したい」と採点の非を認めていた。

試合は村田が4回にダウンを奪うなど優勢に試合を進め、米国人ジャッジは7ポイント差で村田の勝ちとしたが、パナマとカナダのジャッジが数ポイント差でともにエンダムの勝ちとした。

帝拳ジムの本田明彦会長(69)は「今までで一番ひどい採点。あの2人を除く全員が村田の勝ちだと思っている」とジャッジへの憤りをあらわにし、メンドサ会長の試合直後の再戦指示には「ジャッジに処分が出ないなら、再戦は選択肢に入らない」としていた。

すでに村田にはWBC、WBOからもタイトル戦のオファーがあり、村田は次戦について複数の選択肢がある。ジャッジの処分でエンダムとの再戦を選ぶかどうか。

参照元 : 夕刊フジ


たけし 村田判定負けに「大阪だったら火がついてる」 土田は「WBAって超つまんねぇな」

2017/5/27(土) 16:45配信



【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】芸人たちが芸人ゴシップ以外でこんなに熱く語るのは本当に珍しい。そんな事態が起こっているのが、20日に行われたボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦での村田諒太(31=帝拳)の判定負けだ。

世界3階級制覇した元チャンピオン長谷川穂積氏(36)は「勝負に勝ち、試合にも勝ったと思う。ただ、WBAの“特別採点ルール”に負けた。極端に言えば、距離をとりながらシャドーをしていても勝つことがあるということ。これは他3団体と違う」と批判した。

テレビ観戦した土田晃之(44)は「確かに相手(エンダム)は手数を出してた。ただ、ガードの上をポコスカ叩いているだけでしたから。ヤバくなったらクリンチで逃げるくらいでね。あれで勝てるんだったら、WBAって超つまんねぇなってなりますけどね」と本音をぶちかまし「ちゃんとガードして、ずっと圧力をかけていたのは村田選手。前へ、前へで。いや~残念。楽しみにしてたのにな」と悔しがった。

極楽とんぼの加藤浩次(48)も全く納得していないようだ。

「ボクシングの判定ってよく分からんけどね、でも、ちょっと考えた方がいいんじゃねぇのって思う。手数が多いからっていうことだけど、村田選手はダウンも奪って、クリーンヒットも多い。誰が見てもエンダムが負けてる。ガードしてて、ガードに打ってるわけだよ、アウトボクシングでさ。それで勝っていいのかね? 俺自身は納得いかないね」と怒り心頭だ。

ボクシングに造詣の深い本紙客員編集長のビートたけしは「(試合会場が)大阪だったら大変だよ。火がついてる」と冗談の一方で「プロの規定から見ると、プロらしくない試合なんでしょうね。ガードに回ってワン、ツーというのと、攻撃性がないというのと。ミドル級は世界で一番すごいクラスだから、村田選手にはいい勉強かも。アマチュアとプロの違いをもう一度考え直してね。あれだけのパンチを持ってるんだから」と応援している。

村田自身が判定に「勝ってた、負けてたはジャッジの仕事なんで、受け入れるしかありません。それがアスリートの役目かと思っています」としたことに、前出の土田は「こうなると村田選手も『KOで勝てばよかったんですけど、勝てなかった自分が弱いです』って、日本人は必ずそういうことを言うんだけど、いやいや、それは違うぜと言いたい」と擁護している。

☆プロフィル=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳の時にラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。

参照元 : 東スポWeb


村田判定問題に世界的レフェリー・森田氏が改善策提言「もっと教育をやった方がいい」

2017/5/27(土) 15:19配信



日本ボクシングコミッションの元事務局長で国際レフェリーとして世界戦を107試合裁いた森田健氏(82)が27日放送のテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜・前6時)に出演し、プロボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦(20日)で、同級2位・村田諒太(31)=帝拳=が不可解な判定で同級1位アッサン・エンダム(33)=フランス=に敗れた問題について見解を示した。

判定が割れたことについて森田氏は「村田は手数少ないけど、きちんと当てている。相手は当たらなくても手を出しているというところで採点が分かれた」と分析した。その上で「国際的なルールでは、我々の勉強会でも有効なパンチを優先しろと教育を受けている。あの試合を見ていると村田に10をあげるのが当然」と9ラウンド以降、すべてエンダムに10を付けた2人のジャッジの採点に疑問を呈した。

森田氏は今回の問題が起きた背景に「外国の審判は名誉職がほとんどなので経験が少ない」と指摘。今後、改善するために「私としてはもっと審判教育をやった方がいい」と提言していた。

今回の問題でWBAはパナマで25日(日本時間26日)に会見し、両者に再戦を指示したと発表した。村田の負けを採点したジャッジ2人に6か月間の資格停止処分を下した事実も明かしている。

参照元 : スポーツ報知




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