UFCの人気選手マクレガーが引退? ツイートに衝撃広がる
2016年04月20日 13:50
【4月20日 AFP】総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」の人気選手、コナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)が、引退と思われる発表を行い、ファンの間で衝撃が広がっている。
フェザー級の看板選手で、UFC屈指の強豪であるマクレガーは、7月9日に米ラスベガス(Las Vegas)で、ネイト・ディアス(Nate Diaz、米国)との再戦が予定されていた。
ところがマクレガーは19日、競技を退くことをほのめかすつぶやきをツイッター(Twitter)に投稿し、これが多くの人に引退発表だと解釈されている。
現在27歳のマクレガーは、「俺は若くして辞めると決めた。みんなありがとう。それではまた」と書き込んでいる。
その後、UFCのダナ・ホワイト(Dana White)代表も、マクレガーが7月の大会「UFC 200」には出場しないと明言。しかし、本当に引退したのかは分からないと話し、「その質問に答えられるのは本人だけだ」と応じている。
総合格闘技では今月、ポルトガルのジョアン・カルバーリョ(Joao Carvalho)選手が、試合中の負傷が原因で死亡する悲劇があった。マクレガーは、9日に行われた問題の試合を現地で観戦していた。
マクレガーは先週、自身のフェイスブック(Facebook)に、「自分の好きなことをやっている若者が、成り上がるチャンスを得るために戦い、その結果、命を奪われる。そんな光景を目にするのは本当に胸が締めつけられる」と書き込んでいた。(c)AFP
参照元 : AFP BB NEWS
コナー・マクレガー
コナー・マクレガー(Conor McGregor、1988年7月14日 - )は、アイルランドの男性総合格闘家。ダブリン州ダブリン出身。SBGアイルランド所属。ブラジリアン柔術茶帯。現UFC世界フェザー級王者。ボクシングベースの選手だが回転系などの多彩な蹴り技を習得しており、打撃でも寝技でもトリッキーな動きを見せる。また、メディアを巻き込むなど話術にも長けている。
来歴
自己防衛のため幼い頃から格闘技を始め、ブラジリアン柔術とボクシングを経験。アマチュアボクシングでは国内王者になっている。親の反対を押し切って配管工の仕事を辞め、プロ総合格闘家へ転身。2008年3月8日、プロデビュー戦を判定で勝利。2012年はCWFCで2階級制覇を果たした。
UFC
2013年4月6日、UFC初参戦となったUFC on Fuel TV 9でマーカス・ブリメージと対戦し、パウンドでTKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2013年8月17日、UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnenでマックス・ホロウェイと対戦し、判定勝ち。しかし試合中に前十字靱帯を損傷、手術を受け約1年間のブランクを強いられた。
2014年7月19日、母国アイルランドで開催されたUFC Fight Night: McGregor vs. Brandaoでディエゴ・ブランダオンと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。当初はコール・ミラーと対戦予定であったが負傷により相手が変更された。
2014年9月27日、UFC 178でフェザー級ランキング5位のダスティン・ポイエーと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2014年11月17日、UFC Fight Night: McGregor vs. Siverで対戦予定のデニス・シヴァーに対し、ツイッターで上で「足にキスしてろ、ナチ」と発言。その後、そのツイートを削除し、謝罪した。
2015年1月14日、リーボックとスポンサー契約を結んだ。
2015年1月18日、UFC Fight Night: McGregor vs. Siverでフェザー級ランキング10位のデニス・シヴァーと対戦し、左ストレートでダウンさせマウントパンチで2RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。シヴァーを倒した直後にオクタゴンを跳び超え、観戦席にいたフェザー級王者ジョゼ・アルドに詰め寄って対戦をアピールした。
2015年7月11日、UFC 189にてジョゼ・アルドの保有するUFC世界フェザー級王座に挑戦する予定であったが、大会2週間前にアルドが肋骨の負傷で欠場し、代わりにフェザー級ランキング1位のチャド・メンデスと同大会でUFC世界フェザー級暫定王座決定戦を行う事となった。試合は2Rに左ストレートでダウンを奪いパウンドでTKO勝ちを収め暫定王座獲得に成功。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2015年12月12日、UFC 194のUFC世界フェザー級王座統一戦で正規王者ジョゼ・アルドと対戦。1R開始13秒で左フックによりKO勝ちを収め、王座統一に成功した。13秒のKO勝ちはUFCのタイトルマッチ史上最短記録。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。この試合のファイトマネーは50万ドルで、PPVボーナスは推定1200万ドル(15億円)だとシドニー・モーニング・ヘラルドは報じた。
2016年3月5日、UFC 196にて一階級上のライト級の王者であるハファエル・ドス・アンジョスとのライト級タイトルマッチが決定するものの、試合3週間前にドスアンジョスが足を骨折したために負傷欠場。代わりにネイト・ディアスとの対戦がウェルター級契約で決定した。記者会見ではネイトがマクレガーのマネをして、マクレガーがネイトの手を拳で殴るなど一触即発であった。
試合は、2R途中まで打撃で攻め立てネイトを出血させるなど有利に進めていたが、その後ネイトの打撃から形勢が逆転。苦し紛れのタックルに行くも潰され、ほどなくマウントを取られ、ブリッジした際にリアネイキッドチョークを仕掛けられそのままタップし一本負け。自身の連勝は15でストップし、UFCにおいて初の敗北を喫した。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
この試合のファイトマネーは100万ドルで、PPVボーナス、スポンサーフィー等を含まないで100万ドルを越えた初めてのUFCファイターになった。
人物・逸話
・2013年のGoogle検索ランキングで、アイルランドで「最も検索されたアスリート」になった。2015年のGoogle検索ランキングでも、「最も検索されたアスリート」になったが、さらにアイルランドで「最も検索された検索ワード」でも3位、「最も検索された人物」でも2位に入った。
・マンチェスター・ユナイテッドファンの一家に生まれ、幼い頃はサッカーに熱中していた。現在では、プロサッカー選手リオ・ファーディナンドと親交を持っている。UFCに参戦する以前はアイルランドの社会福祉事務所から週188ユーロの貧困者向け手当てを受け取っていたという。
・現在はネバダ州ラスベガスにある「マック・マンション」と呼ばれる、6つのベッドルーム、プール付きの家に住んでいる。
・愛車は高級車のベントレー・コンチネンタルGT 2015で、他にBMW・i8とキャデラック・エスカレードも所有している。
・しばしば「アイルランドのモハメド・アリ」などと、モハメド・アリと比較される事があるが、マクレガー自身は「アリのような人になぞらえられる事は光栄だが、アリは特別な人なので比較しないで欲しい」と語っている。
・左利きである。
戦績
獲得タイトル
第4代CWFCフェザー級王座(2012年)
第6代CWFCライト級王座(2012年)
UFC世界フェザー級暫定王座(2015年)
第2代UFC世界フェザー級王座(2015年)
表彰
UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(5回)
SHERDOG ブレイクスルー・ファイター・オブ・ザ・イヤー(2014年)
以下略
参照元 : wiki/コナー・マクレガー
2016年04月20日 13:50
【4月20日 AFP】総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」の人気選手、コナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)が、引退と思われる発表を行い、ファンの間で衝撃が広がっている。
フェザー級の看板選手で、UFC屈指の強豪であるマクレガーは、7月9日に米ラスベガス(Las Vegas)で、ネイト・ディアス(Nate Diaz、米国)との再戦が予定されていた。
ところがマクレガーは19日、競技を退くことをほのめかすつぶやきをツイッター(Twitter)に投稿し、これが多くの人に引退発表だと解釈されている。
現在27歳のマクレガーは、「俺は若くして辞めると決めた。みんなありがとう。それではまた」と書き込んでいる。
その後、UFCのダナ・ホワイト(Dana White)代表も、マクレガーが7月の大会「UFC 200」には出場しないと明言。しかし、本当に引退したのかは分からないと話し、「その質問に答えられるのは本人だけだ」と応じている。
総合格闘技では今月、ポルトガルのジョアン・カルバーリョ(Joao Carvalho)選手が、試合中の負傷が原因で死亡する悲劇があった。マクレガーは、9日に行われた問題の試合を現地で観戦していた。
マクレガーは先週、自身のフェイスブック(Facebook)に、「自分の好きなことをやっている若者が、成り上がるチャンスを得るために戦い、その結果、命を奪われる。そんな光景を目にするのは本当に胸が締めつけられる」と書き込んでいた。(c)AFP
参照元 : AFP BB NEWS
コナー・マクレガー
コナー・マクレガー(Conor McGregor、1988年7月14日 - )は、アイルランドの男性総合格闘家。ダブリン州ダブリン出身。SBGアイルランド所属。ブラジリアン柔術茶帯。現UFC世界フェザー級王者。ボクシングベースの選手だが回転系などの多彩な蹴り技を習得しており、打撃でも寝技でもトリッキーな動きを見せる。また、メディアを巻き込むなど話術にも長けている。
来歴
自己防衛のため幼い頃から格闘技を始め、ブラジリアン柔術とボクシングを経験。アマチュアボクシングでは国内王者になっている。親の反対を押し切って配管工の仕事を辞め、プロ総合格闘家へ転身。2008年3月8日、プロデビュー戦を判定で勝利。2012年はCWFCで2階級制覇を果たした。
UFC
2013年4月6日、UFC初参戦となったUFC on Fuel TV 9でマーカス・ブリメージと対戦し、パウンドでTKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2013年8月17日、UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnenでマックス・ホロウェイと対戦し、判定勝ち。しかし試合中に前十字靱帯を損傷、手術を受け約1年間のブランクを強いられた。
2014年7月19日、母国アイルランドで開催されたUFC Fight Night: McGregor vs. Brandaoでディエゴ・ブランダオンと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。当初はコール・ミラーと対戦予定であったが負傷により相手が変更された。
2014年9月27日、UFC 178でフェザー級ランキング5位のダスティン・ポイエーと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2014年11月17日、UFC Fight Night: McGregor vs. Siverで対戦予定のデニス・シヴァーに対し、ツイッターで上で「足にキスしてろ、ナチ」と発言。その後、そのツイートを削除し、謝罪した。
2015年1月14日、リーボックとスポンサー契約を結んだ。
2015年1月18日、UFC Fight Night: McGregor vs. Siverでフェザー級ランキング10位のデニス・シヴァーと対戦し、左ストレートでダウンさせマウントパンチで2RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。シヴァーを倒した直後にオクタゴンを跳び超え、観戦席にいたフェザー級王者ジョゼ・アルドに詰め寄って対戦をアピールした。
2015年7月11日、UFC 189にてジョゼ・アルドの保有するUFC世界フェザー級王座に挑戦する予定であったが、大会2週間前にアルドが肋骨の負傷で欠場し、代わりにフェザー級ランキング1位のチャド・メンデスと同大会でUFC世界フェザー級暫定王座決定戦を行う事となった。試合は2Rに左ストレートでダウンを奪いパウンドでTKO勝ちを収め暫定王座獲得に成功。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2015年12月12日、UFC 194のUFC世界フェザー級王座統一戦で正規王者ジョゼ・アルドと対戦。1R開始13秒で左フックによりKO勝ちを収め、王座統一に成功した。13秒のKO勝ちはUFCのタイトルマッチ史上最短記録。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。この試合のファイトマネーは50万ドルで、PPVボーナスは推定1200万ドル(15億円)だとシドニー・モーニング・ヘラルドは報じた。
2016年3月5日、UFC 196にて一階級上のライト級の王者であるハファエル・ドス・アンジョスとのライト級タイトルマッチが決定するものの、試合3週間前にドスアンジョスが足を骨折したために負傷欠場。代わりにネイト・ディアスとの対戦がウェルター級契約で決定した。記者会見ではネイトがマクレガーのマネをして、マクレガーがネイトの手を拳で殴るなど一触即発であった。
試合は、2R途中まで打撃で攻め立てネイトを出血させるなど有利に進めていたが、その後ネイトの打撃から形勢が逆転。苦し紛れのタックルに行くも潰され、ほどなくマウントを取られ、ブリッジした際にリアネイキッドチョークを仕掛けられそのままタップし一本負け。自身の連勝は15でストップし、UFCにおいて初の敗北を喫した。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
この試合のファイトマネーは100万ドルで、PPVボーナス、スポンサーフィー等を含まないで100万ドルを越えた初めてのUFCファイターになった。
人物・逸話
・2013年のGoogle検索ランキングで、アイルランドで「最も検索されたアスリート」になった。2015年のGoogle検索ランキングでも、「最も検索されたアスリート」になったが、さらにアイルランドで「最も検索された検索ワード」でも3位、「最も検索された人物」でも2位に入った。
・マンチェスター・ユナイテッドファンの一家に生まれ、幼い頃はサッカーに熱中していた。現在では、プロサッカー選手リオ・ファーディナンドと親交を持っている。UFCに参戦する以前はアイルランドの社会福祉事務所から週188ユーロの貧困者向け手当てを受け取っていたという。
・現在はネバダ州ラスベガスにある「マック・マンション」と呼ばれる、6つのベッドルーム、プール付きの家に住んでいる。
・愛車は高級車のベントレー・コンチネンタルGT 2015で、他にBMW・i8とキャデラック・エスカレードも所有している。
・しばしば「アイルランドのモハメド・アリ」などと、モハメド・アリと比較される事があるが、マクレガー自身は「アリのような人になぞらえられる事は光栄だが、アリは特別な人なので比較しないで欲しい」と語っている。
・左利きである。
戦績
獲得タイトル
第4代CWFCフェザー級王座(2012年)
第6代CWFCライト級王座(2012年)
UFC世界フェザー級暫定王座(2015年)
第2代UFC世界フェザー級王座(2015年)
表彰
UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(5回)
SHERDOG ブレイクスルー・ファイター・オブ・ザ・イヤー(2014年)
以下略
参照元 : wiki/コナー・マクレガー
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